見出し画像

ゲームへの課金は虚しいのか

節約する上では、各種ギャンブルや不必要なものなどへの支出を抑えることが大事です。節約の文脈でよく挙げられるにが、「ゲームへの課金」。
大前提として、節約するもっとも効果的で効率的なのは、そもそも使わないことです。使わければ、減らない。単純な真実です。

だったら、ゲームに課金するなんていかに愚かな行為なのかは明白です。ギャンブルは、万が一にもお金が増える可能性がありますし、不必要なものを買ってもフリマサイトで売れば多少の利益になります。
それがゲームへの課金となると、虚無にお金を支出するだけ。課金したからと言って、なにか自分に恩恵がある訳ではありません。決まった金額を支払えば、お目当てのキャラなどを確保できるとは限りません(いわゆる「天井」システムがありますが、ここでは無視します)。

唯一得られる恩恵を言うならば、お目当てのキャラなどを手に入れられたという満足感くらい。所有欲が一時的に満たされる程度の快楽です。
刹那的快楽がためにお金を遣うなんて、いかに虚しい行為なのでしょうか。

散々批判的に書いてきましたが、ぼくは「別に課金してもいいじゃん」と考えています。
たしかに刹那的な満足感が得られるだけかもしれませんが、推しの姿を拝めるってだけでお金を遣う価値はあると思います。そうです、課金勢です(笑)

そりゃ、むちゃくちゃ課金すればいいとは思っていません。そこは節度あるべきです。……推しの可愛さとか性癖にぶっ刺さった場合は、まあ置くとして。

ヘタに変なものを、それこそ不必要なものを買うよりかは、健全……かは諸説あるところですが少なくともマシなお金の遣い方です。
本当に自分がほしいもの、つまりは価値あるものに支出している訳で、積極的な姿勢での支払いです。生きていくにはコレを「買わねばならない」のような脅迫じみた支出ではないです。

また、デジタルという「虚構」にお金を使っていることは、「物質的なもの」を買っていないことを示します。収納スペースを消費しないということ。
つまりは、昨今のミニマリスト思考といっしょ!断捨離で悩む必要なんてありません。あるとすれば、サ終……。

繰り返しになりますが、節約するならお金は使わないに限ります。課金擁護派と言えども、しない方がいいことを強く推奨します。
けれど、推しの姿を拝める観点が唯一にして最大の恩恵なので、ゲームへの課金はまったく虚しくないです。
推しを引いたときに運命を感じたり、推しの新コスチュームを買ったときにデートしている気分を味わえたりするを、だれが虚しいと感じるだろうか!


よろしければ、サポートをお願いします。書籍など、経験が積めるものに使います。その経験を、記事にして共有します!!