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思い出補正の倍率を保ちたい

幼いことに楽しんだもの。それは、年月が経ってから触れても、毎回楽しい・おもしろいと感じられます。
あのとき読んだ本、観ていたアニメやTV番組、ハマっていた歌などなど。それぞれ思い出深いものがあると思います。

ふつう、思い出は共有されているものではありません。
同じ思い出を共有できるのは、家族か幼馴染、若しくはガチの偶然。ほぼあり得ない。
しかし、中には共有されている思い出があります。

いわゆる、「国民的」の頭文字が付く作品です。
要は、世代間を超える、ジェネレーションギャップがないものです。

アニメやゲームが代表格です。
キノコを食べて力を得るヒゲのおじさんや、魔法のボールでモンスターを捕まえるゲーム。これらは、日本の顔言ってもいいのではないでしょうか。

そんな代表選手ならば、共有の思い出があります。
けど、真に共有されているの思い出は、同世代とでしか共有されません。〇〇世代ってやつですね。

真に共有されている思い出において、好きな〇〇を挙げると、まあだいたい被ります(笑)
「Aと言ったら、Bだよね!」という、阿吽の呼吸というか暗黙の了解というか。そんな感じ。

最近は、平成の作品がリメイクされることが多いです。
それは、その当時幼かったわたしたちが、社会人になったから。お金を稼ぎ、使う年齢になったから。
そして、同世代にだけ共有されている代表作ならば、童心を思い出さずにはいらせません。
「あぁ〜、昔は放課後にみんなで集まってやったなぁ」と。

この思い出補正がかかった作品は、生涯にわって人生に影響を与えます。

何かの拍子でそれに触れると、線が切れたかのように一気にハマってしまいます(笑)
ポケットなモンスターが、自分にとってのそれです。高校の時に再燃して、その後一時的に弱火になっていましたが、大学生(就活期)ごろから再々燃!
いまでも、毎週金曜日には、YouTubeで視聴しています(サトシが卒業して、早1年が経ったことに驚き)。

思い出補正のいい面しか書いてきませんでしたが、逆にいえば、年をとっていくと、思い出補正の倍率が下がっていくということ。
だって、いろいろなことを知って、味わって、体験してしまったから。フレッシュな気持ちで楽しめなくなっています。

だからこそ、大人になっても「童心」を忘れずに作品と向き合っていきたい。
10もいかなったあのころの倍率補正は無理でも、1倍以上の補正率をキープしたい!

そのためには、いろいろなことに触れていくしかないんです。娯楽だけでなく、そのほかのこと、それこそ仕事でも。
となると、好奇心を持ち続けることこそが、倍率を保つ源なのかもしれません。

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