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話を聞くねこ

今日も細々とnote更新します。

今日は、何を書こうかなと思っていたところ、Twitterで、やまもとりえさんの「ねこでよければ」が更新されていました。

なので、今日はこの「ねこでよければ」を、この記事をたまたま読んでくださったあなたにオススメしますね。



わたしにとっては、何か(人だったり、記事だったり、お店だったり…それはその時々です)の良いところや、好きだなぁと思えるところを言語化して、人に伝えるというのは一種の訓練なのです。

よろしければどうぞ、お付き合いください。


「ねこでよければ」とは


そもそも「ねこでよければ」って、なんやねんって話ですよね。
「ねこでよければ」は、やまもとりえさんというイラストレーターさんが描いている漫画です。

1人のお話で1話。とっても短くて読みやすくて、すきま時間に読めます。
(ただし、感情移入して泣いてしまう可能性があるので、公共の場で読むのはオススメしません😂)

この漫画、漫画本もあるのですが、
ねこねこ横丁」というサイトでは、無料で読めます!

そして、この「ねこねこ横丁」での更新は、やまもとりえさんのTwitterでお知らせしてくれるんです!最高!
ちなみに現在35話まで更新されています📚


どういう内容か、簡単に説明すると…

いろんな人が抱えるいろんなグチや悩みを
猫さんが聞いてくれるお話。

関西弁をしゃべる猫さんが、いろんな人のお話を聞いていくというお話です。

基本、アドバイスしない


ここで重要なのが、「お話を聞いてくれる」だけというところです。
お話しにきた人に、猫さん自身の意見を伝えることはあっても、基本的にはアドバイスしないんですよね。

わたし含め、きっと多くの人は、誰かから愚痴を聞いたり悩みを聞いたりすると、アドバイスしちゃうと思うんです。

よくよく考えれば、これってすごく無責任ですよね。
その人に何かしてあげられるわけじゃないのに、自分の考えを押し付けるみたいで…

もちろん、アドバイスが必要な時もあると思います。
わたしは、養護教諭(保健室の先生)ですが、生徒に相談を受けたら、アドバイスをすることもあります。

ちなみに、わたしが生徒から相談や悩みを聞くときに心掛けていることは

①相手が話し始めたら、遮らずに話し終えるまで話を聞く
②話したいことはあるのに中々話出せないという子の場合は、まずわたしの話をする(これについては、また後日書こうと思います)
③話してくれたことに対する「ありがとう」を伝えて、その内容について、これからは一緒に考えていくから「大丈夫」だよという安心感を与える

いつも意識しているのは、この3つです。
他にも色々テクニック的なことや、話を聞く前段階として信頼関係を普段から築けているかなど重要なことは他にもありますが、これらはどんな時でも実践しています。

生徒の話を聞いていて思うのですが、
誰かに悩みやグチを話す=共感してほしい
なんですよね。

「自分が間違っている」「こうした方がいいのはわかっている」という子でも、「それでも僕はこう思うんだ」「それでも私はこうしたいんだ」という、正論だけでは片付けられない感情を持っていて、それをわかってほしいんです。

そんな子たちに、いきなりアドバイスしたところで、「そんなんわかってんねん」ってなります。

それだけじゃなく、「話したところでどうせ…」になってしまうんです。

なので、わたしはまず、彼らの理解者になることを第一目標としています


猫さんの話に戻りますね。

この猫さんは、わたしが心がけてることを自然としてるんです。

そしてやっぱり、アドバイスなしでも、その後の進むべき方向は自分で見出せていけているんですよね。

だからでしょうね。読んでいて勇気をもらえるんです🐈🌟

登場人物の魅力

あと、これをわかってもらうには読んでもらうしかないんですが、登場人物が全員魅力的なんです。

自分は、悩んでいる登場人物と同じ状況になったことがなかったとしても、すっごく共感できてしまうんです。

これはなんでなんでしょうね。
多分、全員純粋で真っ直ぐな悩みを抱えているから、応援してしまうんです。

誰かにまっすぐぶつかったり、自分の気持ちに正直になってみることの大切さを教えてもらえます。

そして、「わたしも大丈夫な気がする」と思える。そんな漫画です。


最後まで読んでくれて、ありがとう。

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