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情熱が妄想を現実にする | ユカイ工学エンジニア 羽田 一洋 インタビュー

みなさんこんにちは。デザイナーの はらだ です。

本日、ユカイ工学の教育シリーズkurikitから「ユカイなパチパチブロックキット」が新発売しました!
ありがたいことに早速多くの方から反響があり、社内フル稼働中です…!

さて、今回はそんなkurikitシリーズBOCCO emoPetit Qooboなどのユカイ工学プロダクト製造に幅広く携わる、エンジニアの羽田さんに話を聞きました。

【 Profile 】
羽田 一洋( Hada Kazuhiro )

- ユカイ工学 / エンジニア
2019年3月まで電子機器メーカー量産工場勤務。
モノづくりが好きでとことん仕事がしたい思いで就活開始!
2019年4月にユカイ工学へJOINしました。

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興味を持ったのは、ものづくりの " 過程 "

----- ものづくりに興味を持ったのはいつ頃でしたか?

羽田
小さい頃からですね。
家中の家電製品をいつの間にかバラしちゃうような子供でした。

昔の家電ってドライバー1本あればバラせるものが多かったんですよね。
TVとかカセットデッキとか、中の仕組みが気になっちゃって。
「ヘェ〜こんな風に繋がってるんだ〜」って発見していくのが面白いから、遊び感覚で分解してました。

母親が家に帰ってくる頃には元に戻せるように、こっそりね。
もちろん、危ないから気をつけながら。
でもキレイに元に戻していたから、怒られることもなかったなぁ。

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----- エンジニアの職に就いたのも自然な流れだったのでしょうか?

羽田
ものづくりの世界には自然と進んでいましたね。
音楽を聴くのが好きだったので、オーディオを製造しているメーカーに就職しました。

最初はオペレーターでしたが、キャリアを積んでいく中で設計も自分でするようになり、エンジニアになりました。そこからものづくりへの楽しみが再熱して、プライベートでも手を動かすことが増えましたね。


最初から最後まで、全力でものづくりがしたい

----- ユカイ工学を知ったきっかけは何でしたか?

羽田
私、ものづくりを全力でやりたい!って気持ちが強くて。
仕事も趣味もものづくりだし、やるなら切り分けることなく思いっきりやりたかったんです。

だからある時から、ものづくりの最初から最後までできる環境が良いなって思うようになって。
そんな時、ユカイ工学のBOCCO製造がきっかけで、CEOの青木さんCDOの巽さんに出会ったんです。

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製造業って自分たちの作ったものを卸すところまでは見れるけど、その前後に携わるのって難しくて。私も製品を最初から最後まで作る苦労を味わいたいなって彼等を見て感じました。

当時、たまたまユカイ工学も生産管理ポジションのメンバーを探していたので、タイミングがマッチして入社しました。


冷静と情熱を合わせ持つこと

----- ユカイ工学に入社してからギャップを感じたことはありましたか?

羽田
仕事内容にギャップを感じることはありませんでしたね。
元々生産管理の仕事をしていたので、ユカイ工学が困っていたところを自分なりに工夫してスムーズに進められるようになったと思います。

ただ、最初は使用ツールにギャップを感じたかも。
例えば、それまではExcelなどOffice製品を使っていたんですけど、ユカイ工学はGoogle スプレッドシートがメイン。連絡ツールもメールだけでなくSlackやSNSが多いから慣れるまでに時間がかかりました。

あと、みんな頭の回転が速い上に、使っている言葉も横文字ばかりで、正直「ついていけないかも〜」って思っていた時期もありました。
でも、そこは正直に「わからない」って言いながら仕事して。

----- わからないのをちゃんと伝えるのも大事ですよね。

羽田
そう。わからないものはちゃんと言ったほうが良いですね。
ユカイ工学では誰もそれを咎めないし、きちんと教えてくれるから。

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逆に、みんなどんどん進んでいく力があるから、プロジェクトで切羽詰まっていると暴走しそうな場面も出てくるんです。
それだと困るので、私はできるだけプロジェクトを一歩下がって見るようにしています。

どんどん走りながら進めていく力も重要だけど、走ってる本人は本来進みたい方向とずれていても気づけないことが多いんですよね。
だから、そこは私の出番だなって思っていて。
冷静に「ちょっとずれてるよ」って元々の方向に軌道修正できるように意識して仕事をしています。

----- 私は羽田さんの冷静さだけでなく情熱にも助けられています。たとえピンチでも「できるよ!」って鼓舞してくれる姿は本当に守護神のようで。

羽田
あきらめずにやりきりたいんですよね、やっぱり。

私のポジションはマルチスキルが必要で、同時進行でタスクをさばいていかないといけないところなんです。
だから常日頃、マメに仕事をすることが大事だと思っています。その積み重ねがプロジェクト達成に繋がっていくから。

ユカイ工学の中で私に求められていることって「まとめる力」だと思っていて。今の時代のものづくりは、ソフトとハードどちらも整っていないといけないんですよね。つまり、バランスが大事なんです。どちらか一方的に走りすぎててはいけないことをBOCCO emoでよく勉強しました。


BOCCOでゆるやかな見守り

----- 羽田さんはBOCCOヘビーユーザーですよね。いつ頃から使っていますか?

羽田
そうですね!
以前noteインタビューも受けましたが、入社した2019年からずっと使ってます。今は家族が増えてBOCCOBOCCO emo

BOCCOの生産に関わるから覚えなきゃと思って使い始めたんですけど、気づいたら2台追加でお迎えしてましたね。

私自身が単身赴任であることも大きい要因かもしれないですが、本当にBOCCOは家族とのコミュニケーションには欠かせない存在です。

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よく「どんな風に使ってますか?」って聞かれるのですが、私たちの場合は結構シンプルで、自分の声で「おはよう」って朝の挨拶したり。
子供たちは、学校から家に帰ってきて誰もいなかったら「冷蔵庫に入ってるおやつ食べるよ〜」とかBOCCOに吹き込んだりしてますよ。
「◯◯◯ちゃん家に遊びに行ってくるね〜」みたいな一言メッセージも多いかな。

----- お子さんから一声あるだけで安心感がだいぶ違いますね。

羽田
そうですね。子供たちがちゃんと自分から連絡するってことを大事にしていて、出かける時は心配だからBOCCOに話しかけてねって約束してるんです。

子供たちの行動は、ある程度自主性に任せたいなって思っていて。束縛するのも気になっちゃって嫌だから、このくらいのゆるやかな見守りが丁度良いかなって。

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そうそう、BOCCOもBOCCO emoも、ユーザーさんの声を聞いてると共感することが多いです。家族の見守りだけじゃなく、色んな活用方法があるんだなって嬉しくなりますね。

開発メンバーともまたその話をしたいし、ユーザーの皆さんとも交流できる機会もできたら良いな。


とことん働く、とことん楽しむ

----- どんな人と一緒に働きたいと感じますか?

羽田
とことん仕事をしたい人ですね。
ただ与えられた仕事をするのではなくて、自分でやってみたい!って仕事をする人が良いな。

それに、お互いに楽しく仕事をするためには、しっかり仕事をしないとね。
楽しい会話をする、楽しい関係を築いていくために、とことん仕事をする。

ユカイ工学は、小さい会社だけれど、開発からPR、セールス、コーポレートまでしっかりある。分野をまたいで活動できるチャンスもたくさんあるから、いろんなところに飛び込んで楽しんでほしいですね。

もちろん、個人だけでなく企業も同じで。
ユカイ工学は、ものづくりを最初から最後までできる環境が整っているので「アイデアはあるけど、どう実現しよう」とか「この商品をもっとユカイにするには」とか、悩みから妄想までひっくるめて、どんどん飛び込んできてほしいですね。

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----- ありがとうございました!今後の活躍も楽しみにしています!


ユカイ工学お問い合わせ


編集後記:日々を積み重ねること

羽田さんの仕事ぶりを見ていると、アスリートを連想します。

スキルを丁寧に磨き、日々の鍛錬を積み重ねる。
そんな姿からスポーツの気配を感じるのかもしれません。

積み重ねがあるからこそ発せられる瞬発力。
そして、狙いを定めて粘り強く突き進む姿勢にはいつも驚かされます。

「大丈夫、頑張ろう。」
笑顔でチームメンバーを鼓舞しながら突き進む彼の背中は、いつだって大きく頼もしいのです。

そんな彼の瞬発力と集中力が、これまでにどれだけユカイ工学を助けたかは言うまでもありません。

そうそう、人の印象は関係性に大きく影響すると思うのです。
仮に私が「羽田さんの顔を思い浮かべてください」と言われたなら。
真っ先に満面の笑顔が浮かびます。
これって、最高だと思いませんか?


その他のインタビューnoteはこちら


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