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「何でも出来るは、何にも出来ない」と言われてから心掛けた事

20代前半でフリーライターをやってた頃に編集の方から「何でも出来るってことは、何にも出来ないんだよ」とアドバイスをもらいました。
この言葉は自分にとってキャリア、仕事観に大きく影響を受け、強みの明確化と納期を守る事を心がけています。
そこから、自分としてはさらに基礎スキル→強みの明確化→他ジャンルへの転用を意識するようになりました。

「何でも出来るって何にも出来ない」と言われた日

20代前半は生活が厳しく、バイトをしながらライターの仕事をしていました。

「どうやったら、書く仕事だけで生活出来るんでしょうか?売れっ子ライターさんって他の人と何が違うんですかねえ、、」

飲みに行った先で編集者の方に相談した記憶があります。

締め切り守って、明確に強みがある人が多いイメージあるかな。強みはグルメ、ファッション、サブカルなんかのジャンルでもいいし、書くのが抜群に早い、コネクションが広いでもいいし。ただ、〇〇と言えばこの人!っていう明確な何かを持ってたほうがいいと思う。頼む側も何でも出来る、だと何を頼んでいいか分からないんだよね」
「強み、ですか。。」
「そうそう。何でも出来るって何にも出来ないのと一緒だから、さとうくんも強みを早めに見つけて磨くといいんじゃない?」

約束(納期)は守る、明確に強みを持つ。自分は仕事をしていく上でこの2つは大事にしていますが、思えばこの時の言葉が大きく影響しています。

納期の守り方については、以前こんなnoteを書いたので今回は強みについて書こうと思います。


認知から想起へ。脳内SEO対策でワード1位は何を狙うのか?

自分は社内で強みと認識されているジャンルは「ライティング」「マーケティング」「編集」「情報収集」この領域だと思います。
このカテゴリに近しい仕事が発生した場合、相談やアサインされる事が多いです。

この時に大事なのが、その単語で自分の存在を思い出してもらう事ではないでしょうか。
認知ではなく、想起。
何となく知っている」から「○○と言えばあの人」と思い出される存在になる事が大事だと思います。
頭の中で検索した時に、一番に名前が上がる存在になっている状態。脳内SEOでどのワードを狙いに行くか、が強みに繋がります。

ちなみにですが、社内で自分は「編集」「マーケティング」辺りに強みを持ちますが、社外に出た場合は自分よりはるかに優秀な方がたくさんいらっしゃいます
その場合は、また別の方法を取ります。ざっくり言うと、下記の記事ですがまた機会があれば書きたいと思ってます

一点突破からの全面展開。基礎→強みの明確化→他領域への転用

強みの明確化のためにもまずは、基礎スキルはある程度つけといた方がいいと思います。
自分もアウトプットにおいて納期を守る部分は大事にしています。

その後はある程度幅広く経験してみて、得意だな、と思える部分にリソース特化、強みを磨いた後には他ジャンルへ、その強みを転用するとキャリアが広がりそうなイメージがあります。

営業から採用人事へのキャリアチェンジなど、抽象化すると共通点が多い部分もあるのではないでしょうか。

直接のコミュニケーションで自社を魅力付けして、採用候補者に意思決定してもらう部分などは似ているかもしれません。
また、最近だとマーケから採用広報へのスキル転用などもチラホラ聞きます。
※人事にあまり詳しくなく解像度低い例えで、恐縮ですが、、

ただ、この時に営業も人事も同時に、アレコレもやろうとすると、全部が中途半端になりそうです。

様々なジャンルで活躍しているキングコング西野さんや幻冬舎箕輪さんも芸人さん、編集者という軸をそれぞれ持ってらっしゃいます。

まずは、基礎を固めて、リソース特化、強みを磨き、他ジャンルへの転用がいいのかもしれません。

書いていてなんですが、自分もアレコレ手を出しがちなので、気を付けようと思いました。。笑

もし、何か心に残った場合は感想など教えていただけると嬉しいです~。

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