手は抜かずに、力を抜く。自分の「生真面目さ」と上手く付き合うために
数年前の上司に「さとう君のいい所は、真面目な部分。よくない所も真面目な部分」と冗談で言われた経験があります。良くも悪くも「真面目」と言われる機会が多い自分が、どのように自らの気質と付き合っているか書いていきます。
真面目って意外と生きるの大変じゃない?
仕事だけではなく、プライベートでの待ち合わせにも、あまり遅れない方です。当然ですが、人間それぞれなので待ち合わせの時間に遅れる知人もいます。
「時間ちょっと遅れちゃったね~。ゴメンゴメン~」
「全然大丈夫だよ~」
毎回このやり取りを繰り返しています。何度か伝えていますが、知人は割と時間にルーズで、約束の時間に到着した事がほぼありません。仕事じゃないし、まあいいか、と思っていましたがある時気づきます。
「真面目に時間を守ってる方が損してないか?」と。
仕事でも「頑張ってしまう」方で、力みが入ってしまいます。
期待に応えよう、全力を尽くそうと思うばかりに空回ってしまう経験がありました。かつ、基本的にマルチタスクで動くので、複数PRJにアサインされます。リソースの割き具合や優先順位の付け方が分からなかった時は、全部に全力尽くそうとして疲弊をしていた時期もありました。
以前はこんなnoteも書いていましたね。
地方で長男。「しっかりして欲しい」と育てられる
よく「真面目だね」と言われる機会が多いのですが、自己分析ツールストレングスファインダーでも、強みに下記の3つが資質にあります。
・最上志向
・責任感
・達成欲
この強みが組み合わさると結構生き辛いんですよね、、(笑)
常に最高を目指す上に、達成欲求と責任感が組み合わさり、自分を犠牲にしがちと言うか。。
自分が育った環境が地方の田舎で、かつ長男でした。下には妹がいます
「お兄ちゃんなんだから」
「しっかりして欲しい」
「いい学校に行き、いい会社に入れば、いい人生が送れる」
両親からはこのような言葉をよく掛けてもらった事をよく覚えています。もちろん、愛情から出ているのは今となっては理解しています。
「自分はしっかりしないといけない」と思い込む傾向が出てきた理由かもしれません。
手は抜かずに、力を抜く
そんな中「手を抜かずに、力を抜く」という言葉に出会いました。
元々どなたの言葉かは詳しく知らないのですがB'zの稲葉さんがどこかでおっしゃっていたらしいですね。
手を抜く
必要な手間を省く。仕事などをいいかげんにする
引用:三省堂 大辞林 第三版
力を抜く
或る程度の強さで力を入れていたものを、いくらか弱める
引用:実用日本語表現辞典
「力を抜く」と「いい加減に仕事をする」は同じじゃないんですよね。
1つの会社で仕事をしても、複数の仕事を同時進行で進めるので全てに全力投球だと身体が持ちません。
以前の自分は「力を抜く=真面目に仕事をしていない」と思い込んでいる節がありました。
思えば、本当にいいパフォーマンスが出る時って「いい感じに力が抜けている」機会が多かった記憶もあります。
ずっと「固い」状態のままで、突然「ボキッと」折れかけた時期が自分にはありました。以降は「しなやかな強さ」を心掛けるようにしています。
今回は「真面目さ」と付き合う方法を考えてみましたが、個人的に関心が高いテーマなので、今後もnoteで文章を書いてみたいですね。
このnoteを書こうと思ったのは元バリキャリさんの文章がきっかけです。
元バリキャリさんのnoteは内容に共感する事が多く、よく読んでいます。きっかけをありがとうございました!
▼Twitterもやってます!
最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートは今後のnoteに活かすために使いたいと思います。 他のクリエイターさんへの支援や、書籍の購入に使い優しい世界を広めて行きたいです。