顧問編集者の仕事は社内コミュニケーションにも価値を発揮していた話。
編集の職能をどのように企業で活かせるか?インハウスエディターとして仕事をする中で考えます。先日仕事でインナーコミュニケーションを支援するglassyさんの取材に伺いました。取材中に「顧問編集者」について話題が上がり、組織内のコミュニケーションにでも価値を発揮する仕事だと思いました。
顧問編集者とは?
株式会社WORDSの竹村さんがされているお仕事で、経営者や企業のメッセージングを「伝える→伝わる」に翻訳する役割だと自分は認識しています。
僕自身も企業内編集者≒インハウスエディターとして働いているので、以前から興味を持っていました。先日、竹村さんとお仕事をされているglassy株式会社の代表工藤さんに取材をする機会がありました。取材のテーマはインナーコミュニケーションで取材中には顧問編集者の話にも及んでいます。
社員さんが経営者工藤さんのnoteを読んでいた
工藤さんへの取材中に竹村さんとのお仕事についての話になりました。今までは出していなかった「跡継ぎ」や「二代目」を竹村さんへ相談して初めて書いたnoteの話です。
公開してから反応としては3000以上のスキが付き、通知の量も凄かったらしいです。Twitter上でも多くのコメントがされているのを自分も見ていました。社外の反応だけではなく、取材に同席していた社員さんも工藤さんのnoteを読んでいました。
※原稿に登場している吉本さんとはまた別の方です。
「今まで知らなかったことがたくさんあり、感動しました。社内のメンバーにも読んだ方いいよ、と連絡したぐらいです」
とおっしゃっていたのが印象的です。社外だけではなく、社内にとっても「経営者の経験」や「価値観」の発信は大きく影響を与えると思います。
社長の影響力は想像以上に大きい
不確定要素が大きい現在のような状況ほど「社長が何をメッセージングするか?」組織の内外に与える影響は大きいのではないでしょうか。
僕も自分の会社の社長が書いているnoteは読んでいます。
自分の会社のトップが何を考えているか?どんな価値観を持っているか?どんな経験をしてきたか?気になるんですよね。
そして、自分の価値観に少なからず影響を与えると思います。
経営者の方は忙しいですし、文章が得意な方ばかりではないと思います。そんな時に相談相手として「顧問編集者」の存在は大きいと思いました。
「翻訳だけでない気づき」が価値になっている顧問編集者。
今回のインタビューで「翻訳だけではない気づき」も顧問編集者の価値なんだな、と思いました。
物理的に離れて働く環境がデフォルトになるとテキストコミュニケーションの重要性が増します。社長の思想やメッセージが適切に伝達されている組織は内側からも強さを増すのかもしれません。
その意味でも顧問編集者がインナーコミュニケーションに果たす役割は大きいと考えます。「顧問編集者」の役割を定義して切り拓いている株式会社WORDSの皆さんの仕事にこれからも注目していきたいです。
株式会社WORDSに関わる皆さんのnote
▼代表竹村さん
▼WORDSで編集・ライティングをされているとよふくさん
▼コンサルタントとして勤務しつつ、副業で関わってらっしゃる佐藤さん
最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートは今後のnoteに活かすために使いたいと思います。 他のクリエイターさんへの支援や、書籍の購入に使い優しい世界を広めて行きたいです。