見出し画像

旅の思い出その4 人の話は最後まで聞こう


僕たちはインドに行くお金を貯めるために、

小笠原丸という、母島と東京を行ったり来たりしている船に乗っていた。


一日働いて、3日島で遊んで、また一日働く。

三食飯つきで寝るところもある、

働いて、遊んで、働いて。

でお金がもらえる。


イルカと泳いだり、サーフィンしたり。


イルカと泳ぐツアーに行ったとき、

僕もN君もテンションはあがりまくっていた。

なんせあのイルカが目の前にいっぱいいるのだ。

ガイド「イルカと泳ぐ時の注意事項です。ドルフィンスイムで泳いでください、

バタバタするとイルカがびっくりします。

そして子持ちのイルカには決して、」

バシャーーン。

N君「おおーーすげーーイルカーーー」

もう海に入ってイルカ捕まえてる笑


ガイド「もーーーだめじゃないですか!勝手な行動はやめてください。」


N君 「イルカってヌルヌルなんですか?つかみにくい。。」


ガイド「つかまないでください。泳ぐだけです!!」


そんなN君は仕事中に、やっては行けない事をしてしまい、

給料が半分しかもらえなくなっちゃたのです。


だから今回の旅の資金は僕より少ないのです。。

そんなN君、インドで初のお買い物はインドの太鼓。

N君「見てたら欲しくなっちゃって・・・・」

えええーーー!

いる?それ??

これから移動ばっかりなのに邪魔じゃん!!

N君「いけるいける。」

というわけで、次の日から僕、N君、太鼓の三人で旅が始まりました。


N君は太鼓に夢中で僕は寂しかったです。


最南端のカニャクマリで朝日や夕日を見たり、barでお酒を飲んだり、

子供に絵を描いてあげたり、

子供に絵を描いているとどんどん子供が増えて

たくさんの子供が集まってきて、

知らないうちに僕らの荷物が減っていってる・・・


おい!!

だれだ!!どこにやった!!


頼む返してくれ!!!

完全に不注意だった。

こんなに可愛い子供たちがまさか荷物をとるなんて・・・

この子たちも精一杯生きてるんだ。

仕方ない、少し高い勉強代だ、カラー剤とズボンと色鉛筆に非常食とTシャツくらいですんでよかった。

よし、N君サイババに会いに行こう!!


N君??

おーーい。

Nーくーんー??


説教してる。。

インドの子供に。

N君この子たちも悪気があって盗ったんじゃ・・・


あかん!!返してもらう!!!


なんと全部取り返して帰ってきた。

すごい。

僕たちは返してくれたお礼にみんなの髪を切ってあげました。

喜んでくれて嬉しかったです。

やっぱりみんな荷物を盗む時の顔より、

笑顔の方が似合ってるよ!!

さあ色々学べたし、N君の強さも分かった!!

いざサイババに会いに!!

続く・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?