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高パフォーマンスのメソッド②

以前に投降した記事高パフォーマンスのメソッド①の続編です。
今回のテーマは「集中力
今回も昨年に読んだ書籍「究極脳の作り方」から学んだことを自分なりにまとめています。
それでは内容に入ります。

マルチタスクはできない

まず最初のトピックはマルチタスクは実はできないという事実です。
いや?仕事の時はしてると思われる方きっといますよね。
僕も最初はそうでした。
なのでそう思った方はぜひ「Awareness test」とYouTubeで検索してみてください。そして動画を視聴した後に再度「マルチタスクはできますか?」と問いかけてみてください(笑

脳は基本的に一つのことにしか意識を集中できません。
※呼吸や生命活動に必要なことは除く
そして前回の記事で書いたように作業を切り替えたりすると、その切り替えにも時間を要するため効率が悪くなります。簡単な作業であればさほど気にならないかもしれませんが、複雑な作業であればあるほど非効率となります。
そして頻繁に作業を切り替えることは脳への負担も大きくなります。
したがってなるべくシングルタスクを心がけることが重要です。
どうしても複数を並行して進めたいという場合には、作業を細分化してセクションで区切るのが個人的には良いのかなと思います。
前回の記事で紹介しましたがこれは締め切り効果というもので、頭の切り替えがスムーズになります。
またセクションごとに目的や進捗が明確なため、再度その作業へ戻った時に何をやっていたのか思い出すこと(脳のウォーミングアップ)もスムーズにできそうですよね。
脳にはHPがあり作業を切り替える際にはそれを大きく削る。
そんなイメージを持ってみるのもおもしろいかもしれませんね。

集中力を維持するには?

ここからは脳の集中力を妨げるものをいくつか紹介した後でどうすれば集中力を維持できるのかという本記事のテーマへと入っていきます。
まず前提として脳は飽きやすいものという認識を持っておく必要があります。したがって気合と根性だけでは集中力を一時的に維持できたとしても長期的に高い水準で保つことは難しいです。

恐怖中枢による影響

集中力を妨げる要素の一つ目は不安や心配事といった恐怖中枢を刺激するものです。

例えば仕事中に警察から連絡があり、折り返したところ「誰が電話したのか不明のため確認でき次第連絡します」なんて言われたら、何もした覚えなくても連絡が来るまで仕事なんて手につきませんよね?
些細なことでも不安や心配事は意外と気になってしまいます。したがって、こういったものは多少面倒だったとしてもできるだけ早めに対処することが重要です。
生き物にとって恐怖中枢から受ける影響は快楽中枢とは比にならないくらい大きいものだそうです。確かに恐怖中枢は元をたどれば生命の危機に瀕する場面で刺激されるものなのでこれには納得がいきます。サバンナでライオンに怯える草食動物と同じになってはいけないということです。

快楽中枢

集中力を妨げる要素の2つ目は嬉しかった経験やポジティブな体験といった快楽中枢を刺激するものです。

長期休暇明けや旅行、イベントなどがあった翌日などは余韻に浸るということがよくあるかと思います。これが快楽中枢が刺激されている状態です。脳は快感を得られる行為を求める傾向があるようで、それを行うにあたり該当する記憶部分を活性化させます。したがって目の前の仕事やそのほかの物事への集中を妨げる要因となります。
私の考える対策としてはタスクを少し多めに用意する、時間を細かくスケジューリングするなどです。また変わった案として、人は嬉しかったことを共有したがる性質があると思うので周りの方と少しその話をするだけでも切り替えができるのではないかなと思います。
ポジティブな経験自体は決して悪いものではないので幸せな悩みと言えばそうですね(笑

まとめ

今回は集中力の維持について書いてみました。多くの人が当たり前に知っている内容であっても意識して取り入れるかどうかで非常に効果が分かれるのかなと思います。ぜひ集中力が続かず悩んでいる方がいれば参考にしてみてください。
次回は「やる気」について書こうかなと思います。






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