専業主婦でよかったこと(子供の習い事)

こんにちは。

今、私は専業主婦です。

そんなに働かない、手抜きばかりの専業主婦です。そのことに後ろめたさを感じたりすることもあります。

でも、色々と思い返すと、専業主婦でよかったなと思うこともあるんです。

専業主婦でよかったこと、今の気持ちを書いておこうと思います。

明日には、「専業主婦なんて。」と卑屈になるかも知れないし。


まず、私にはすごく大切な任務があって。

それは子供たちの面倒をみること。

とにかく、今は子供が1番。自分で全てのことが出来るわけではないですから。

そして、子供と関わる日々の中で、専業主婦で良かったと自己満足していることは、娘たちのピアノという習い事のことです。

娘は、年少さんになった時にピアノをはじめました。

はじめは、まだ働いていた私が娘の時間潰しとしてはじめたことでした。

うーん、イメージとしては、ちょうちょ、とか、チューリップ、とか、そんな楽曲が両手で弾けるようになればいいな。なんて思って。

私は記憶がないくらい昔に少し習っただけで、ほぼ習っていません。

だから、音楽なんてチョウがつくほどの初心者です。

小学生の時に、お友達が貴婦人の乗馬(ブルグミュラー25番)を弾いているのに感動して、何度も弾いてもらいました。

娘が幼稚園の放課後にピアノを習いはじめて、出会ったのが今の先生。

先生にはとても感謝しています。

私の、ピアノの習い事の概念を変えてくれた方です。


ある日、お迎えに行くと、ピアノの検定を受けていきましょうね。と言われる。

なじゃそれ?

ピアノに検定なんてあるの???!!びっくりしました。

将来、履歴書にも書けるもので、幼稚園の先生になったりする時にどのくらいピアノが弾けるかの基準になるそう。

はぁ。そうですか。と、とりあえず受けようとも思わずに帰りました。

そして特にピアノに思い入れもなかったのですが時は過ぎ。

ある日、先生にコンペ受けてみませんか?と言われるのです!!

いいホールでいいピアノが弾けて、講評ももらえるし、いいですよ〜と勧められて。

その時は。私は働いていたので、先生にお手紙を書きました。

たしか・・・

”私共は共働きですし、娘のフォローが出来る気がしません。”と。

かなり簡潔に書くと、、、ですが。

先生からのお返事は、

”毎回レッスンをビデオ撮影するのでビデオを持ってきてください。”と。

おおおーなんかすごそう。でも、とりあえず1回やってみよう!と始めたのです。

これが、ピアノ沼への第一歩でした。


週1でレッスンを受ける。レッスンの日は仕事が終わって帰ってからレッスンのビデオをみる。

そこで、注意することや直すことを確認して娘と練習。

時間もほとんどなかったし、曲もとても単純なものなので、そう長く練習することはなかったです。

でも、毎日の練習が大切で大変でした。きちんと意識して練習できているか、はとても重要です。

娘の場合はピアノでしたが、どの習い事にも共通することだと思います。

ずいぶん話がそれてしまいました。

現在の娘はというと、学級で代表でピアノを弾かせてもらえたり、私からするととっても難しい楽譜を1人で譜読みして練習することができるようになりました。

同じお教室の先輩と連弾をしてもらうこともできました。次は姉妹で連弾が目標です。想像しただけで泣けてくる。

幼稚園の時は、譜読みに付き合うのが大変で、ピアノが終わるともう日が暮れていたり・・・。親に知識がないと大変でした。

今の状況は、夫婦揃って信じられないくらい嬉しいです!


でも私が仕事をせずに娘たちと向き合ってきたこと、この時間は自分の中で宝物になったと思っています。

周りを見渡せば、すごく知育に熱心に取り組んでいる人もいると思うんです。それに比べれば、私の取り組みなんか大したことではないと思いますし、全力で頑張ったか?と問うと手抜きだったかも。。。と思う部分たくさんありますが!

この娘のピアノが細くても長く続いて、大きくなった時に”昔とった杵柄”になってくれることを願うばかりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?