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UUUMが外部クリエイターさんや事務所さんと連携することに価値を感じてもらえるようになってきました ── UUUMキャスティングチーム座談会

こんにちは、UUUM noteです!UUUMが企業様に提供するインフルエンサー施策では、他社所属インフルエンサーさんやタレントさんで実施することもとても増えています。そういたUUUM所属クリエイターさんではない、外部キャスティング業務を担うのがキャスティングチーム。そしてUUUM noteのインフルエンサーマーケティングコラムでもおなじみのミヤザキワタルが統括を務めています。約1年前に話をきいたときからさらにアサイン可能領域も広がっているようなので、あらためてキャスティングチームの今を聞いてきました!

<参加者>
ミヤザキワタル(UUUMインフルエンサーマーケティングコンサルタント / プロダクションユニット統括)
プロダクションユニット キャスティングチーム: いぬかいなかむらきりはた


「大好きなプロモーションです」というコメントがうれしくて


(ミヤザキ)

いつも通り、楽しく話していきましょう。では早速、自分がキャスティングを担当した仕事で「やった!」と感じた事例を教えてください。

(なかむら)
私が印象深いのは、同じ事務所に所属する二組のクリエイターさんのコラボ案件です。
当初はそれぞれにオファーしていて、よいお返事をいただけていなかったんです。でも二組のコラボという形をご提案することで、所属事務所さんにもメリットを感じていただけて、かつ、双方のクリエイターさんにとって新しい形のコンテンツが生まれるのではと考えました。

(いぬかい)
調整にすごく時間をかけた案件でしたね。

(なかむら)
はい、一か月かけて最後の最後まで粘ってやっと決まったので、とても印象に残っています。そのタイアップ動画を今も時々見るんです。コメント欄の「大好きなプロモーションです」という視聴者さんのコメントがうれしくて!

(きりはた)
私は新規のクリエイターさん、しかも、そもそも案件を受けることも初めてという方を担当することも多いんですが、キャスティングに配属されたばかりの時期に新規のクリエイターさん三組を同時に担当した案件が印象的でした。スケジュールもタイトだったので焦っていましたが、ディレクションチーム(案件の進行管理を担当する部門)の担当も、同期の新卒社員で、何回も話し合いを重ねて、なんとか公開まで無事に辿り着けました。

新規クリエイターさん三組同時進行だった案件動画のうちのひとつがこちら

(ミヤザキ)
そのいろんなハードルはどうやって乗り越えたの?気合い?

(きりはた)
「これが仕事か!」とちょっとハイになっていたのかもしれないです(笑)
ディレクション担当ともたくさん会話しながらでしたし、そんな忙しい状況が楽しかったんだと思います。案件が終わった後クリエイターの方から「またぜひ」とポジティブなコメントをいただけましたし、良かったな!と思っています。

(ミヤザキ)
いぬかいさんは?どうでしょう?

(いぬかい)
UUUMクリエイターさんのはじめしゃちょーさんと、外部クリエイターさんのマリマリマリーさんとのコラボで実施したタイアップ案件は双方のクリエイターさんにメリットを感じていただけるお取り組みになったと思っています。
その頃、はじめさんがお好きなクリエイターさんとしてマリマリマリーさんのお名前があがっていたので、私たちキャスティングチームを経由してマリマリマリーさんにコラボのお声がけをさせていただきました。

メディアリテラシーの大切さを伝えるという、まじめなテーマの案件ですが、キャスティングの妙によって堅くなりすぎずに「見たくなる」コンテンツに!

(ミヤザキ)
マリマリマリーさんサイドのフィードバックはどうでした?

(いぬかい)
この案件を実施して以降、マリマリマリーさんとのおつきあいが増えて、複数の案件をご一緒させていただきました。それに「UUUMさんとの仕事は本当に円滑にできてとても感謝しています」といううれしい言葉もいただいたんです!

こちらもマリマリマリーさんとご一緒した案件のひとつ


ノウハウがあるUUUMだからこそできるサポート


(ミヤザキ)

外部クリエイターさんにUUUMのお仕事を受けていただくメリットについて、どうやって伝えてますか?UUUMの強みということになると思うけど。

(いぬかい)
まず、YouTubeタイアップのノウハウ蓄積についてお伝えします。案件を受けたことのない新規のクリエイターさんにオファーするときは特に、丁寧にフローをご説明して、しっかりと最後まで進行をサポートすることをお伝えしています。ノウハウが豊富なUUUMが言うなら安心、と感じていただけるようです。
それと、当然のことではありますが丁寧な連絡を心がけているので、そこに対して信頼をいただける面もあると思っています。芸能事務所さんからも「クリエイター目線で調整してくれて助かる」と言っていただけたこともあってうれしかったですね。

(きりはた)
私たちキャスティングチームは、クリエイターさんや他事務所さんとの連絡に集中して取り組む部門だからこそ、より丁寧なやりとりが可能になっているように思います。

(なかむら)
他事務所さんのクリエイターさんがちょっと迷ったり気になったりしていることについて「UUUMさんの場合はどうしてますか?」と質問をいただくことがあります。そんな時もできるだけお役にたてるようサポートさせていただいています。そういった面も経験を積んだUUUMだからこその強みなんじゃないかと思っているんです。

(いぬかい)
案件に直接は関係ないようなこともクリエイターさんからご質問の連絡をいただいたこともありました。私だけではわからないことも、UUUM社内で聞くことによって、何かしらの回答をお伝えできるというのは本当に強みだと思います。そのようなやりとりを経て、たくさんの案件でご一緒できるクリエイターさんになってくれた方もいます。

(ミヤザキ)
案件の連絡以外でも、ちょっとしたサポートをさせていただくことによって、クリエイターさんとより良い形でつながることができるということだよね。

外部の事務所さんとも仲間意識が芽生えたとき、やっぱり楽しいなと思う


(ミヤザキ)
ここで質問。UUUMでキャスティングチームとして仕事をしていて良かったと感じる場面ってあった?

(きりはた)
私は新卒1年目ですが、キャスティングチームとしてタイアップ案件に関わると、最初の交渉から案件投稿の公開まで担当業務が広いので「仕事してる!」という実感を得られたと思っています。

(ミヤザキ)
特に1年目や2年目の人にとって、成果物が実際に目に見えるという機会は貴重だよね。

(なかむら)
私は会話することが楽しいと感じることが多いですね。クリエイターさんや他事務所の方々とも「最近こういうことがありました」と雑談を交えてお話ししていくことで、関係値も高まっていくように感じています。

(ミヤザキ)
そうそう、外部の事務所さんとの間に仲間意識が芽生えたとき、やっぱり楽しいなと思っちゃうよね。ひとつの案件という共通のゴールに向かって一緒に成功させましょう!というような感じ。

(いぬかい)
UUUMクリエイターさんと外部クリエイターさんのコラボのときは特に連絡量が多く、電話での会話も増えますし。だから仲間意識が芽生えるという表現はその通りだなあと思います。

(ミヤザキ)
テキストだけだと上手く伝わらないことも多いので、電話もしようっていう場面はあるねよね。もちろんその上で整理してテキストでも伝えるんだけど。やっぱりリレーションを丁寧にというのは、このチームで大事にしていることのひとつですね。


UUUMが外部クリエイターさんや事務所さんと連携することに価値を感じてもらえるようになってきました


(ミヤザキ)

今度は逆の質問。辛いなと思うことはありました?

(いぬかい)
極端なつらさを感じたことはなかったです。ただ、社内と外部事務所とのやり方の違いなどを擦り合わせていくことは、難しいですね。また、キャスティングチームが発足したばかりの頃は、社内でもUUUMクリエイターさんで案件実施することが優先という空気もあったので、社内的な立ち回りや各所との関係性に迷いもありました。

(ミヤザキ)
そんな思いをさせてしまって申し訳ない!

(いぬかい)
いえいえ(笑)それが今や変わってきたんですよ。インフルエンサー業界全体もいろいろと変化していく中で、UUUMが外部事務所さんやクリエイターさんと連携することに価値を感じてもらえるようになってきました。

(ミヤザキ)
そうそう、外部のクリエイターさんをUUUMがご提案していくことで、クライアント企業様の選択肢が広がって、インフルエンサーマーケティング市場自体の活性化にもつながる。それが社内外に浸透してきたということだよね。

(なかむら)
私もすごくつらかったことは無いですが、クライアントサイドから「この日までに案件可否(クリエイターさんがその案件を受けるか受けないかの回答)を持ってきてください」と言われて所属事務所さんに確認したら、クリエイターさんから返事が来てない、という時がありまして・・・

(ミヤザキ)
板挟みだよね。その時はどうしたの?

(なかむら)
それまでは双方に平和な言い方をしていました。でも初めて「この日までに回答がなければ今回は難しいです」とはっきり伝えたんです。結果、事務所の方も状況を理解してくださって、クリエイターさんから回答を引き出してくださいました。八方美人になりすぎるのはよくないことだと学びました。

(ミヤザキ)
きりはたさんも何か辛いと思う瞬間はあった?

(きりはた)
キャスティングチームだからというより、新卒一年目として難しいと感じることかもしれないですが・・・コミュニケーション上、難しい部分があったとしても、なんとかうまく進めていく必要があるということです。

(ミヤザキ)
確かに、いろんな人と接していく必要がありますからね。今、UUUMキャスティングチームでアサイン可能なインフルエンサーは約2000人。当然、所属事務所の数も多いし、会話量はすごいことになるよね。

(いぬかい)
UUUMのクリエイターさんの件なら、社内で相談する相手もたくさんいますが、他事務所さんの場合は担当者さんという限られた窓口とのやりとりになりますしね。

(ミヤザキ)
初めてやりとりする人も多いし、個人で活動しているクリエイターさんは特に「案件って何?」からの会話スタートということもあるし、芸能事務所さんの場合も慣習が違うから前提の説明が必要だったり。やっぱりコミュニケーション、大変だけど大事だよね。


UUUMがハブのような存在になる


(ミヤザキ)

では最後に。みなさんの展望を聞かせてください。UUUMでのキャスティングという仕事を通して、どうなっていきたい?

(いぬかい)
キャスティングは社外とのつながりが強い部門なので、それを活かした「架け橋」になることができるのではと思っています。
現在でいうとUUUMでは、やっぱりYouTubeタイアップがメインです。そこに外部との取り組みを絡めることによってより大きな取り組みになり、UUUMがその軸のような存在になれたらいいなと思っているんです。

(ミヤザキ)
ハブになることができるということだね。

(いぬかい)
現状でも、YouTubeタイアップに関しては、UUUMがハブのような立場になっている部分はあると思います。
そこをさらに、例えばプロデュースチームやプロダクションチームと一緒にドラマを手掛けて、そこでタイアップを実施するとか。企業様にスポンサーについていただくような大きな取り組みとなると、キャスティングが肝になると思うんです。

(ミヤザキ)
それおもしろいね。僕はコンテンツはキャスティングが重要だと思ってるんですよ。キャスティングによってこんなにもコンテンツが変わるんだと思ったことがあって。皆さんのキャスティングの力というのは、コンテンツを生かす原動力になると思う。

(なかむら)
私の場合は、TikTokやSNSのトレンドについての最先端を勉強している状況なんです。今は教えてもらう立場ですが、他事務所の方々にもUUUMでは先駆けてこういうことやっていますよと言えるようになりたいです。

(きりはた)
私は、将来的にはドラマや映画などエンタメのコンテンツ制作に携わることができたらいいなと思っています。制作現場で皆さんがどう動かれているのか、どう進行していくのかということを、キャスティングの仕事を通じて学べたらいいなと思っています。

(ミヤザキ)
この仕事に限らずだけど、大事なのは引き出しを増やしていくことだと思うんだよね!あれもこれもとたくさん引き出しを持っているとコンテンツも作りやすくなるはず。今日はみなさんの明るい展望もきけてよかった!


──ミヤザキさん、みなさん、ありがとうございました!日々多くの外部クリエイターさん、事務所さんとのつながりを作ってくれているキャスティングチーム。そのひとつひとつの連絡を丁寧に、という心がけもあらためて大切なことだと思います。そして若いメンバーも育っているというの楽しみです!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。そしていつものお願いです。フォロースキ(ハート)をぜひ。ログインしていなくてもスキは押せますよー


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