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:0045 映画パプリカ 感想 夢が教えてくれる現
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やっとNetflixで観てきました!90分しかないのに作画の密度が濃いのであっさりはしていません!SF・サイコスリラー・ミステリーです!
あらすじ
「時をかける少女」の筒井康隆による同名SF小説を「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」のアニメーション監督今敏が映画化。表の顔は精神医療研究所に勤めるセラピー機器の研究者、裏の顔は“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト千葉敦子は他人の夢をスキャンすることが出来るというセラピー機器“DCミニ”を使い、日々患者の迷える心をケアしていた。だがある日、その“DCミニ”が何者かによって盗まれてしまう……。
妄言
フランス人形も日本人形もカエルのおもちゃもどんちゃん大通りを練りあるく。統合失調症の患者がよくみる夢に似ているようです。騒がしくて寝れないでしょうこんな夢じゃ。
夢をみているひとに無機物たちが話しかける言葉は対話というより独り言?よくよく聞けば話の内容はわかるが、話し言葉にしてはむずかしい言葉ばかり。すべて比喩か?いますぐには意味はわからない。
速報!
屋根瓦がいざなう木陰で
明日を占う未亡人
応答は晴れ!
信号は吉!
扇風機の伝令は解放への枕詞!
縁の下に眠る乙女に動脈あり!
まさに活路!
展望の秘密は10年ローンの活き作り!
漂白剤の恩寵に
凱旋門は鬨の声!
ああ! 新築の井戸から現像される…
こういう視点の詩集ありそうです。もう読んだことありますね。これを対人でやられたら困りますが。
『白虎野の娘』がちりぢりに踊るよ
平沢進さんの音楽ができてから映像に起こしたそう。上記のような言葉遣いは『白虎野の娘』の歌詞にもあります。リアリストには「だから何だ?」と言われそうな、風景は浮かぶセリフ回しはこの曲から始まっています。
↓ここでも紹介している曲です↓
どんちゃん大通りを練りあるく無機物たちにあわせて『白虎野の娘』のバックサウンドが踊っている。この映画をみるまえから、すらすら歌えるようにはなっていたがこのための音楽だったという事実を確認したほうがいい!
夢に呑まれるか|夢と向きあうか
ネタバレにならない程度に話します。
現実を捨てて夢に夢中になりすぎた者。
現実を生きて夢のなかで心のこりだった記憶にであう者。
思いどおりにならない現実から
逃げるのか
活かすのか
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