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人を批判するくらいなら褒めてみよう
こんにちは。遊遊LIFEです。
最近のニュースやSNSのコメントをみると、批判や誹謗中傷がとても多いですね。コロナ禍で大変な時代に急に突入してしまったので、悲観的になるにもわかるのですが、少し度が過ぎるものが目立ってきた印象です。どうすればいいんだろう、というのも分かりますが、こんな世の中だからこそ、一人ひとりのマインドが大事になると思うので、少し自分の考えをまとめてみようかなと思います。
良い所を探せる人になる
数年前から自分はこれをすごく意識しています。単純なことに見えるのですが、非常に難しいです。世の中にはしょうもないことが多くて、つい批判してしまうこともあると思います。ただ、批判することについて深く考えてみたのですが、自分としては「自分が相対的に優れていることに自己満足したいだけ」と思うようになりました。
一人ひとり、周りの環境や持っている知識、考え方、いろいろ違います。何らかの理由で、一人の人間が自分の責任で判断したことに対して、一定の敬意を持って接するべきだと自分は思います。それを安易に覆すのってすごく勇気のいることだと思っていますが、それが平然とやっている人が多くなってきているので、ある意味ですごいなと思っています。
アドバイスをしたり、気になる点や疑問点を確認したりして、お互いに有益になる方法を考えるのが建設的ではないでしょうか。
お返しをする旧来の日本文化
ちょっと話はそれましたが、人とのやりとりは、昔の日本のように、もらったものをお返しする文化が今もあると思っています。誰かに良い所を褒められたり、見つけてくれたりすると、嬉しくなってそれを相手にも返したくなる、というものです。逆に嫌な気持ちにさせてしまった場合は、自分にも嫌なことが返ってきたりします。
自分は長くゲーム業界で働いていますが、いくつかのゲーム開発のチームを経験して感じたのは、やっぱり仲が良かったり、チームの雰囲気が良い方が、いろんなアイディアが出てきますし、ユーザーからの評価もいい作品になっています。これはゲーム業界だけではなくて、どんな職場や家庭、交友関係全般でいえることだと思います。
ポジティブが好循環を産み、ネガティブが悪循環を産む。このポジティブを作るスタート地点が「良い所を探す」になると思ってます。恥ずかしくてうまく褒めることができなくても、相手に伝えることだけでも頑張ってみると、いろんな部分が好転していくと思いますので、ぜひ実践してみてください。みんなが実践できれば、きっと世界が平和になると本気で思ってます笑
思わぬ副産物
良い所を探すと、実はほかにもメリットがあります。これはクリエイティブな仕事をされている方向けではあるんですが、製品やサービスなどの"小さな"良い点に気づきやすくなります。あ、こんなところにまで気を使って作っているんだ、ということに気づくと、自分の作る製品やサービスにも反映しやすくなります。
それに、アホっぽいですが、「こんなところに気づけたオレすごい」とちょっと嬉しくなれます。ださいと思うかもしれないですが、最初に紹介した「自分が相対的に優れていることに自己満足したいだけ」より数倍よくないですか?
こちら実際の今の仕事での経験で言いますと、アプリのアイコンやボタンのデザイン、配置や動き、操作感(業界用語でUIやUXと呼びます)なんかは、細かくみれるようになって、優れているものは本当に職人技で感激、感動するレベルです。
わかりやすいところで行くと、アプリではないですが昨日発表された iPhone12 のサイトをみてみてください。
クオリティは細かい部分の積み重ねが大切なので、こういった気づきが増えていくのは、自己研鑽の意味でもすごく効果的だと思います。
今回は、批判に関しての自分の考え方をまとめてみました。あまりこういったものは需要はないかもしれませんが、1人でも誰かの生活がより良くなることにつながればいいなと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。 皆さんの生活がより充実することを願っています。 もし記事に価値を感じて頂けましたらサポート頂けると嬉しいです 今後の活動の励みになります^^