ネコがいてよかった10のこと
「死ぬまでにしたい10のこと」みたいなのをやりたいと思って。
「ネコがいてよかったなぁ」と思うことが暮らしの随所にあったりするので。
ネコへの感謝の手紙でもある。ありがとう、ネコ。
ネコがいてよかったこと1
【かわいい】
「ネコはかわいい」。
もうこれに説明はいらない。自明の理。
存在している、それだけでいいのだ。
ネコがいてよかったこと2
【やわらかい】
「ネコはやわらかい」。
なんだろう。あのやわらかさは。
犬にはない感じ。だから、ネコ。
「ネコは水と同じ、流動体」という名言をどこかで聞いたことがある。
流れる水、流れるネコ。
ネコがいてよかったこと3
【まるい】
「ネコはまるい」。
ネコはほとんど円形かと思われるかたちで寝ていることが多い。
あんなに背中を曲げて大丈夫かと心配になるくらいだけれど、ネコにとってはあれが自然なかたちで、気持ちいいのだという。
猫背同様、ネコにとってはまるいことが正しい姿勢なのだ。
わたしもまるくいたいものだ。
ネコがいてよかったこと4
【あたたかい】
「ネコはあたたかい」。
うちの黒いネコは、決して布団の中に入ってこようとはしないのが残念だが、寝ていると胸の上に乗ってきたり、座っている膝の上に乗ってきたりはする。
ネコの体温がこちらに伝わってくる時、しあわせを感じずにはいられない。
ネコがいてよかったこと5
【見て触れるだけで癒される】
これまで、ネコがいてよかった“こと”と言いながら、「かわいい」だの「まるい」だのネコを形容することしか書いてないじゃないか!
と、まぁそれが全てここに帰結する。
「かわいくて、やわらかくて、まるくて、あたたかいネコは、見て触れるだけで癒される」。
「かわいくて、やわらかくて、まるくて、あたたかい」は癒しの必要条件である。
ネコがいてよかったこと6
【起こしてくれる】
うちの黒いネコは、大体4時か5時には起きている。
目覚ましとして捉えてみると、実にありがたい存在だ。
そして、目覚ましとして不安定な部分もあるが、生き物への情が介在することでなかなか無視できず、効果の高い目覚ましとなっている。
わたしが、4時か5時に起床し続ける限り、ネコは優秀な目覚ましなのだ。
ネコがいてよかったこと7
【迎えてくれる】
誰もいない部屋に帰ることが、無性に寂しいことがある。
ネコがいれば、一生誰もいない部屋に帰らなくていい。
留守にしてしまうことは申し訳ないけれど、いつでも出迎えてくれるネコの存在のおかげで安心して出掛けることができる。
いつでも待っていてくれるネコに感謝。
ネコがいてよかったこと8
【そばにいてくれる】
ネコはなぜか気分が沈んでいる時にそっとやってきて、くっついていてくれたりする。こちらの気持ちが分かるのだろうか?
わたしは分かるのだろうと思っている。
泣いていたりすると、びっくりした顔でしばらくこちらを見ているが、すぐに承知してじぶんの使命だとでもいうようにぴたりとくっついてくる。
これは、人間に言葉を掛けてもらうよりも効果があることが多い。
ネコがいてよかったこと9
【非言語コミュニケーションがとれる】
ネコは黙ってそばにいてくれるだけで、こちらに分かるように何か励ましの言葉を掛けてきたりはしない。
しかし、それがかえっていいのだ。
人間同士のように言語のコミュニケーションに頼らないことで、むしろダイレクトに想いを伝えあえるような気がする。
そこに言語があると、余計な気を遣ってしまったり、微妙なすれ違いが露見してしまったりする。
まぁ、たまにはネコが何と喋っているのか、知りたいと思うことはあるけれど。
ネコがいてよかったこと10
【しあわせでいられる】
ネコと共にあることは、しあわせだ。
少なくともわたしにとっては。
お世話が大変なこともあったり、イタズラをされて困ったりすることもあるけれど、そんないろいろに勝るしあわせさがある。
これからもネコを傍らに。
このしあわせを噛みしめて。
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