反応性関節炎と私

やっと引越しをしました。殆ど引きこもり近い状態から、いきなりここ最近は新居の掃除や引越しでの移動、新居の一部不備について大家さんとやり取りしたりと色々忙しいです。

引っ越し前後ですが、普通に筋肉痛になりました。関節部と下腹部以外の痛みは、久しぶりで嬉しかった反面、ほぼ動けないレベルだった＆あまり食べてない事による低血糖のふらつき・冷や汗で朝〜昼はエライ目に合いました。ただ関節痛が良くなったからこそ動けるし筋肉痛が出たのだと思うと、前述の通り、ある意味嬉しいです

さて本題。反応性関節炎とは

「関節の痛みと炎症が、感染（通常は泌尿生殖器か消化管の感染）に反応して起こることがあります」(MSDマニュアル家庭版より

つまり一部の感染症の後、痛みがでたり、炎症(熱感がでたり疲労になりやすかったり等)が起こる病気です。免疫くんが感染源ではない関節を間違って攻撃したり、菌が関節に移動してたり等理由は色々言われているようです。

皆が、一部の感染症の後に出るのと言うと、そんな事は無く、なりやすい人はなってしまうというものです(なりやすい特定の遺伝子はありますが、なった人皆がその遺伝子を持っている訳ではありません)

さて、この反応性関節炎、かなり個人差が大きい疾患です。しかも先になった感染症が治って数か月後に来たりします。関節痛や炎症程度、自然に治るかどうか、さらには治る期間まで人それぞれ

これからは、私の人生を変えたと言っても過言では無い、反応性関節炎の発症から経過をお話させて貰えればと思います。長くなりますが、お付き合いして頂けると嬉しいです。

因みに私は1/6、年始の仕事初めに、筋肉痛かなぁ程度の肩や肘の痛みに始まり、それから数日で朝起きれないほどの肩・腰・膝・肘の激痛が度々起こり、そして最初の関節痛から約2週間後には、指や足の関節もいつ痛くなるか分からない状態になりました。更に子宮疾患のせいか、締め付けられたり針で刺されたりしたような腹痛も度々ありました

(どちらも、ずっと痛いわけでは無く気がついたら痛くて、又気がついたら痛みがマシになっている感じです。来るタイミングや引くタイミングは完全不規則、予測不明でした＝いつ動けなくなるレベルの痛みがどこに来るのか分からない)

1/18、流石に整形・リウマチ科に行きましたが、外見やレントゲンの異常ないものの、関節痛や割と朝に症状が出やすい関節リウマチを疑われましさたが、取り敢えずロキソニンを飲み始めました。採血結果は一週間後です

その間に、更に進行し、程度はあれど常にどこかしかは痛むようになりました。毎食、常にロキソニン服用です。それまでは市販のイブプロフェン＋カフェイン＋ブロモワレリル尿素の組合せ鎮痛剤で凌いでしました。(結果としてロキソニンも劇的に効くわけでは無かったですが

私が感じる痛み以外、何も無くて薬局という医療系の職場であっても、皆が信じてくれる訳ではありません。いえ、寧ろ、検査値の異常やある程度の病識あるからこそ、信じられなかったかもしれません

血液検査に異常があれば、リウマチであれば周りにも堂々と、客観的証拠を見せて説明が出来る。そう思って、結果が出るまで、痛み止めを飲みながら、一週間、耐えました(痛みで移動手段が転がるしか無かったり、微熱だったりと、数日仕事を休みました…)

待ちにまった採血結果は異常無し。見事に綺麗な検査値で、リウマチ関連も全て陰性。泣きそうになりました。関節リウマチの疑いがあるので、炎症や鎮痛効果のある抗リウマチ薬のケアラムが病院から出ました

職場の上司に事情を説明しました、

検査値に異常が無くて良かったね!

励ましのつもりだったのでしょうが、その数ヶ月前から子宮疾患でお腹が痛かった事や謎の発熱等で休みがちになっていた事、抑うつが悪化傾向の為か食事量が減り体重が徐々減少してくる危機感。あまり体調が良くないものの、その上司の命令である方のかかりつけ薬剤師になった事(上司には体調の懸念は伝えましたが、社内方針によりフォローはするからなって欲しいとの事)等など

これらが溜まっていたのでしょう。上司の一言で、何かが折れた音が聞こえました。昔、なった適応障害の時より大きく聞こえました

薬を貰って、家に帰って、泣きました。それ迄に何度か泣いていましたが、一際酷かった覚えがあります。

痛みが治まらない、リウマチなら治療の長期化もあり得る。でも、それより、自分の痛みや痛みに耐えて生き延びていたのを否定されたみたいで、悲しかった

もう仕事は無理と悟り休職を決意しました。1月末の話です

続きます