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なりたい自分になる[ソワカ⇸ミロク]

前略 ミロク様

4月に入って早くも半月。
最近だんだんと暖かくなってきたわね。
今日なんて特に春の暖かい日差しが窓(お店はガラス張りなのでもはや窓ではないのだけれど)から入って本当に気持ち良かった。こういう日なんて特にボーッとしてしまう。わたしも動物なんだって思う瞬間ね。
だけど朝晩はまだまだ気を抜けないわ。わたしは特に寒がりで寒いと体の芯まで冷え切って思考が停止してしまう。用心に用心を重ねてのお洋服。昨日なんてミロクに「Still 冬ね」と言われて笑ってしまったわ。ここ数年は春が短いから気合いを入れないとオシャレも出来ないわ。もうすぐ「Almost 夏」なのにね。あ!ミロクのネタ先に拝借してしまったわ。許して頂戴。

前回のお便りをまだお読みで無い方。こちらを先にお読みいただくとよりお楽しみいただけます。ぜひお読みくださいませ。

のびのび万歳!

謝りついでにもう一つ。
急いでいる時に突如として食べたり飲んだりして本当に申し訳ないと思ってるわ。
初めにミロクに怒られた時、「そりゃそうね」と納得したもの。休んでるわけではないのけれど何故だか勝手に動いてる。ガソリン的な役割ね。ミロクが指摘したように平静さを取り戻そうとしているのかもしれないわ。これまた動物的で笑ってしまうわね。
何を隠そうわたしも昔は自分を疲弊させることが美徳のように感じていたの。結果、感覚を遮断し自分を殺していたのかもしれない。それはそれでその時の”自分”だと思うわ。
ミロクは踠いて踠いて苦しんでいたわね。苦しんだ分、いろいろなことができるあなたになったのだからその時のあなたに感謝しなくてはね。シドニーにいる時、もうすぐ帰国するあなたに会いに行った時、確かに本当に人が変わったよう、昔の...本来のミロクに戻っていてのびのびと生活してた。本当に嬉しかったわ。最近また少しづつのびのび出来ているように思うのだけどどうかしら?”感覚に気づき”始めたから、なのだったら喜ばしいことだわ!

守りと攻め

言うことが反対になってしまうのかもしれないけれど...わたしは無理をすることで自分の限界点が上がっていくという事を身を以て肌感覚で知っているの。さっきも少しお話しした”感覚を遮断していた時”はいつも疲弊するくらい張り詰めていた。いつも疲弊していないと不安になるの。
これはいつか無理が来て続けられなくなると分かったのだけれど、今は緩急をつけ、やらなければならない時が来れば全力でやりきる!その時の為の準備期間が必要だと思ってる。それがミロクの言う、「足し算じゃなく、引き算なんだ」ということに繋がるかしら?今の気分を言葉にするならば、「足し算も、引き算も」。ミロクも一緒なのではなくて?

なりたい自分になる

そろそろミロクのお題にお答えするわね。
「自分をどう魅せたいか、自分がどう見られたいか」
これは20代後半からのわたしのテーマでもあるの。
まだまだブレていて定まっていないので人に偉そうに言える立場でもないのだけれど、こう考えるようになった経緯をお話しするわね。

前職ではありがたいことに中間管理職みたいなポジションに引き上げていただいたの。役職は人を作るとは良く言ったのもで何にも考えずただただそこにいるだけだったわたしが「何が求められているのか」「どう結果を出したら合格なのか」を日々考えるようになった。
ある日ある人に(その人はきっとそんなことを言った事も覚えてないと思うのだけど)「下の子に憧れられるような存在になって欲しい」と言ってもらい、ぼんやりした言葉なのだけどそのテーマからブレなければOK!ということにして毎日試行錯誤したわ。
この時はまだ無我夢中でここまで考えられなかったのだけれど、「中から見た自分」は客観的に見ることが出来ないと思うの。
なりたい自分になる為には「外から客観的に見た自分の視点」を入れることによって輪郭を作り、”どうしたらそうなれるのか?”を中の自分、内側の自分に任せて試行錯誤努力し、なりたい自分に近づけていく。

また、お世話になっている方に「出来ないと思っているのは自分だけ」と言っていただいた時にハッとしたのを今でも覚えてる。とは言いつつ、その方には何度も同じことを言わせてしまっているのだけれど。
これは自分で自分の枠を決めつけているということ。
その枠を決めてしまったらそれ以上はないぢゃない?
やりたいことをいろいろな理由を取り繕ってしない理由を作っているだけ。

こういう経験から外、中、外...と交互に自分を見直そうと思ってる。
でも忙しい時や、自分に余裕がない時はそんなことできていないわ。
最近アウトプットする作業が良いチャンスになってる。
またまた自分ツッコミを入れながら自分を見直さなければならないわね。
こういう話をしていると中村うさぎさんの名著「愚者の道」を読み直したいわ...いつ読めるのー!?

直感?着想?

前回のお便りで「着想は直感だけれど、着地は理屈」とあったけれど、何でミロクはブランディングがしたいと思ったの?
デザインソフト、マーケティング、デジタル...と様々なスキルを習得していったけど始まりは直感?それとも着想?
この辺りを次のお便りで伺いたいわ。
宜しくね。

阿瞞
小さいときね。

早々

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