朗読教室ウツクシキ
『双子の星』
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『双子の星』

朗読教室ウツクシキ

著者:宮沢賢治

【8月のビギナーコース②(オンライン)】
宮澤賢治の作品を幅広く楽しみたい方、ビギナーコース2巡目の方に。年間を通して宮沢賢治作品をたくさん読んで行きます。
8月のテキストは、『双子の星』です。

|朗読テキストを考える|

天の川の西の岸にすぎなの胞子ほどの小さな二つの星が見えます。あれはチュンセ童子とポウセ童子という双子のお星さまの住んでいる小さな水精のお宮です。
 このすきとおる二つのお宮は、まっすぐに向い合っています。夜は二人とも、きっとお宮に帰って、きちんと座り、空の星めぐりの歌に合せて、一晩銀笛を吹くのです。それがこの双子のお星様の役目でした。
ー(本文より)ー

この『双子の星』の物語は、朗読会でも幾度か読んだことがあります。二章に分かれていて、前半は夜空を舞台に星座たちが諍いを起こしたり、労ったり、反省したり、まるで人間模様が語られているよう。
後半では一転、双子の星たちが夜空から一直線にズドーン!と海の底の底へ落ちていきます。この移動距離の壮大さ、物語のスケールの大きさを想像すると、視界がぱぁっと広がるような心持ちがします。

この前、とある若い女優さんの進路が驚くべき意外なものだったそうで、ネットのニュースに取り上げられていました。その女優さんは子供の頃からたくさん本を読んでいらして、読書に関するエッセイ本も出版されているのですが、そこで取り上げられているのはいわゆるお勉強用の本ではなく、たくさんのファンタジーでした。
空想上の物語をたくさん読み、「ありえない」という展開やストーリーの壮大さに慣れてしまうと、現実の生活や進路や問題を考える時もちょっと「枠」からはみ出したアイデアが浮かぶようになるのかもしれません。「考えられる選択肢」みたいなものが増える、広がる。『双子の星』を読むとそんなことを考えてしまいます。

|8月のビギナーコース②|
 8月13日(土)20:00~21:30 (夜) 
 8月16日(火)13:00~14:30(昼)
 8月17日(水)13:00~14:30(昼)
 8月26日(土)20:00~21:30 (夜)

|お申し込み・詳細|
お申し込みはメールで受け付けております。
utukusikirodoku@gmail.com
詳細は下記WEBをご参照ください。
http://utukusiki.com/202207_online/

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少し変わった朗読会と朗読教室を企画・開催しています。ギャラリーや美術館で開催したり、古い建物や特別な空間で行ったり、時には森の中で自由に歩きながら読んでみたり。言葉や物語が空間に立ち上がるお手伝いをしています。 http://utukusiki.com