保険はカジノゲームみたいだ：初めて選ぶ保険②

保険会社との2回のカウンセリング後に、見積もりが2つ送られてきた。
私が話をしていたのは、ネット上で総合的に保険を扱っている会社で、ネット上で相談をすることができる会社だった。

私の条件を記載する。

・女性疾病はリスクがありそうだから、そこはしっかりしてほしい。
・海外で数年過ごす可能性もあるため、その時にも使えるとなおよい。

この2つだけだった。

正直、相談前に10社ほどのパンフレットを見た。

どこも同じような内容が記載されており、疾病の幅が少しずつ違う。
肝疾患と書いてあるところもあれば、『急性肝炎』のみだったり。
脳血管疾患ではなく、脳梗塞のみだったり。

疾病に関する知識がない人間からしたら、正直危険だと思った。
入っていると思って相談しても給付金が下りない。ということは多々起きるだろうと。

その点、一応医療従事者の資格がある私は、ラッキーだった。
そこだけは騙し合いから逃げられた。

見積もりを確認したところ、驚いたことがあった。

最初の見積もり

【SOMPOひまわり生命】

医療保険（MI-01）B型・120日型
新先進医療特約
入院一時金特約（5万円）
通院特約
七大生活習慣病追加給付特則
がん入院特約
女性疾病入院特約
新三大疾病一時金特約
新がん診断給付特約
抗がん剤治療給付特約

合計11,437円

【新メディフィットA】

医療終身保険（無解約返戻金）（20）（120日型）
・Ⅱ型
・8大生活習慣病入院無制限給付特則
先進医療特約
入院一時給付特約（10万円）
通院治療特約
8大生活習慣病入院特約（120日型）
女性医療特約（120日型）
・入院・手術型
特定疾病一時給付特約
・特定3疾病保障型
薬剤治療特約（60回型）
・支払対象薬剤1型

合計10,993円

この見積もりが来て、最初に思ったことは、Maxつけたときの見積もりだということ。

この通り絶対に払う必要はないとつくづく思った。

そこで代理店にいくつかの質問を本日投げた。
回答を待って、またこの記事に上げようと思う。

・120日型を30日型、60日型にした場合の見積もり
・入院時一時給付金を1～10万にした場合のそれぞれの見積もり
・新メディフィットAについては、『8大生活習慣病入院無制限給付特則』と『8大生活習慣病入院特約（120日型）』の2つに入ることにしているが、この違いは何か。

パンフレットもここまで詳細は記載がない。
HPも内容が薄い。
人を疑ってかからなければならないのが、いやだなあというのが一番の気持ちだ。
営業をしていた時、一番心がけていたのは、人に寄り添って、その人の必要な製品を届けること。
そのためなら、他社の製品だって紹介する。

それが、最終的に『信頼』に繋がった。だから、営業ってもっと疑わなくていいものであってほしかった。

人生の賭け。何にBETしていくか。

何がいる。何がいらないと厳選している中で思った。
私は将来、どんな病気になる可能性が高いのか。
何に賭けておくと効率がいいのか。と。

普通に考えたら、がん。
50％の確率かもう少し高い確率で当たる可能性が高い。
次に女性疾患。

メディフィットAは、女性疾患において通常では入らないようなところも入る。
例えば、月経不順なんか。

女性であれば、一度は経験すると思う。
それに結婚するかもわからないけど、早産や流産、帝王切開、子宮外妊娠、重症妊娠悪阻なんかも出るという。

結婚・子作りに賭けるか……。

なんて。

人生は賭け。大きなカジノゲームと同じだと思っていたけど、今までかけていたのは、『時間』という枠が大きかったように思う。

だからこそ、より保険の『金』で『金』を取りに行くっていうのが、よりカジノゲーム感を出していると思う。

不謹慎だとは思うけれど、率直な個人的な意見でした。