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純愛同好会の衝撃!【『pluː vol.01』刊行記念リレー企画】

東大純愛同好会は、同人誌『pluː vol.01』の刊行を記念して、サークルメンバーによるブログリレーの企画を行っています。
本記事は、その4本目になります。
執筆者は、恒点観測員ぴよ(同人誌の担当箇所:座談会、編集)です。


弊サークルから同人誌が頒布されることとなった。

私も、一応この同人誌には編集という形で参加している。実を言うと、今思えば反省点が結構思い浮かんでしまってやらかしたなぁ、と。ただ、この経験はどっかのタイミングで活かせればいいなと思ったり。

さて、同人誌に関するブログはこれまでに何回も公開されていると思われるので(実はこの時点で全てのブログの内容を確認していない)、僕はここではこの同好会についての話をしたいと思う。あまり気合の入った内容ではなくゆるーく思ったことを吐露する形のブログになると思われるので、気楽に読み飛ばす形で問題ない。

純愛は、割と至る所で触れる機会が多い概念だと思う。
小説、映画、アニメなどの作品に関しては言わずもがな、かなり多様化した恋愛に対しても、未だ皆が一度は夢見る概念として光り輝いている。

しかしながらそんな純愛に対して真正面から向き合おうとしたサークルってありそうでなかったと思う。いや知らないだけであるのかもしれないけど。

しかも、この分断が進むこのご時世に純愛を叫ぶこのサークルが生まれたことに、何か運命を感じたりもする。

というのも、このサークルは一応、アニメ、美少女ゲームなどを純愛という視点で論じることを目的とする、いわゆるオタクサークルである。

普通に考えれば、このサークルはアニメを見まくっていたりやエロゲーをプレイしまくる中でオタク文脈での純愛について考えるオタクたちの巣窟になるに違いない。

しかしながら、この純愛という言葉の魔力は恐ろしい。純愛という言葉にホイホイ誘われて、様々な人間たちが集まってしまった。

そうした結果、このサークルの中には純愛に対する大きく3つの価値観が混在している。
一つはステレオタイプ的純愛。いわゆる綺麗な恋愛がいいよねーとか不倫はダメだよねーとかそういった類のほんとに一般的な純愛像を持つ者たち。
次に先にも述べたオタク的純愛。様々なアニメやエロゲーで描かれる純愛について考えている者たち。
最後に異世界系純愛。過去の経験などから我々の抱く純愛とはかけ離れた独自の純愛像を持っている者たち。

このような純愛に対する様々な価値観が混在するフィールドは、なかなか存在しないだろう。

色々理由はあるが、何よりいちばんの理由はオタクはオタク同士で群れるという習性があるからだ…

まさにこの純愛同好会において、現在進行形で純愛の異文化接触が起こっており、新たな純愛が誕生する可能性をこの同好会は有しているのだ。

現在コミュニケーションにおける分断が加速している中で、純愛同好会が今後掲げるであろう新たな純愛像は何をもたらすのだろうか。非常に楽しみである。

というわけで、東大純愛同好会について私が思っていることをとりあえず書き出してみた。
めちゃくちゃ眠い中このブログを今書いているせいで結構な駄文が完成していることだろうが、東大純愛同好会の持つ可能性に少しでも魅力を感じてもらえたのなら是非今回頒布される同人誌を手に取ってもらいたい。

ではでは寝ます。


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