儚さと強さ

昨日、「蜉蝣」という曲を投稿した。儚い曲を作ろうと思ってたんだけれど、ギターリフが完成して、「蜉蝣」のどうであれ頑張って生きていく、儚い力強さっていうのとマッチしたところから、元気のある曲に、どこか感傷的なサウンドというか、そういう情緒を入れたくなって、ああいう形になった。まだ聞いていない方はぜひ。


人って、どんなに死にそうなときでもどうやって生き残るかを考えるらしい。いわゆる、走馬灯と呼ばれるものだけれど、自分は、生命の今際って、その生命が最期の一番元気な瞬間なんじゃないかと思う。自分は死んだことはないからあれだけれど、傍から虫や動物の死骸を見ると、なんとなく、死に抗った形跡が確認できる。

ともなれば、今生きている自分はまだ全力じゃない。死にそうになりながら、必死で何かを探して、何かを生み出す。そうしないと、新しいものは出来上がらないと思う。だから、今の自分は必死になれているかと問われて、YESを言える自分は今はいないけれど、いつかそうならなければならないと思っている。

これからも音楽を作り続けるだろうけれど、魂を音楽に売るくらいに、死物狂いで音楽を作りたい。それで、いつか米津さんと音楽を作りたい。

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