みんなのスキ。(私設賞用の200句鑑賞を終えて)<41>


すばらしいですね、私、
私設賞用の200句を鑑賞しました。

あとは、夜に集中しすぎないように、
ゆっくりとしたいと思います。

みんなのスキ。

これは、私設賞、多種多様ありますね。

私自身、自分の俳句経験によって、
俳句を愛するわけです。

そうなると、
いろいろと口を出したくなるのが人間かもしれません。

見たことあるような句だ・・・なんて思ったり、
季語と「近い」という話だったりありますよね。

私の観点としては、

季語と近くなくて、
季語と響き合っているか、
言葉が効いているか(近い言葉でつぶし合っていないか)
(※近い言葉が音楽用語の「スラー」のように活かしあっていると感じることもあるので、ここは句によります。)

あるいは命の美しさを感じられるかなんてものに、
評価が高くなる傾向にあります。

たとえば、200句を選ぶという中で、
私は 無印(チェックマーク)、△、〇、◎、花丸、
と直感で付けていきますが、

私一人の読みでは、全ての句を愛することが出来ません。

チェックマークをはじいて終わりの句もたくさんあります。

おーいお茶「新俳句」の審査の時間に関しても、



1200時間で200万句、
単純計算で、

(1200×60×60)÷2000000
一つ目の60が分、 二つ目の60が秒。
4320000÷2000000=

一句2秒ちょっとで選ぶわけです。

※参考にしたのは一次審査等のお話です。


「俳句」というのは、
類想類句を嫌い、
オリジナリティで数万句や時には数百万句の句の中から
数秒単位でプロ俳人が選ぶものになっているのかもしれないですが、

みんなの俳句大会で私設賞で俳句を見ている人、
コメントをくださる方、
もっと時間をかけて読んでいるでしょう?

もっと言葉を抱きしめているでしょう?

だったら、

本のキャッチコピーに、

2023(4)年、「みんなの俳句」を始めよう。

なんて言って、
私たちは俳句であって俳句じゃない、みんなの俳句だ!

って言って、

みんなの俳句大会の雰囲気をそのままに、

本に出来たらなぁと思ったりしました。


そして話が少し戻るのですが、

たとえば、200句を選ぶという中で、
私は 無印(チェックマーク)、△、〇、◎、花丸、
と直感で付けていきますが、
私一人の読みでは、全ての句を愛することが出来ません。
チェックマークをはじいて終わりの句もたくさんあります。

私自身の選句は選句で一生懸命やっている。

だけど、私の選句の中で、
チェックマークを付けて終わりになった句でも、

(主に、
言葉が季語の説明の中にとどまっている、
発想が一つ目の発想である、
言葉が重複していると感じた句に関しては、厳しいですどうしても)

それでも、見る人が見たらこの句が好き!
ということもあると思いますし、

それこそが、
みんなの人生を抱きしめることなんじゃないかなと思ったりします。

「みんなの俳句」を通して、受け入れ合える世界が目指せるのではと。

それが、仮にプレバト的価値観で才能無しでも、
季語と近い句でも、

今現代、みんなの今俳句に出会った人の句たちの句ということ、

そして、
誰かに選ばれた句であるということ、
それを正解にしてもいいのではないかなと思います。

全国民が俳人なら、
俳句を正解にしてもいいと思うのですが、

俳人って数パーセントぐらいの超少数派じゃないですか。

今の時代の俳句への理解度を持ったうえでの、
みんなの好きを正解にするべきではないかと思っています。

※このやり方に反感を持つ俳人の方がいたとして、

もし、その方が俳句を好きになったら、
俳句をたくさん愛していったら、
自然と俳句の価値観の好きになっていきますよ。
だから私はこの活動が正解だと思っています。
今は、俳句に出会うことにとても意味があると思います。

俳諧から俳句になった。

おーいお茶は「新俳句」と言った。


そうしたら、私たちは「みんなの俳句」をキャッチコピーにしてもいいのではないかなと思いました。

自分がいいと思った。それを正解にしていく。

それが私設賞であり、
本の中の100文字俳句鑑賞のページです。


でも、これはある意味厳しい世界でもあって、
何人、何十人いる中でも選ばれなかった句は、
しかたないと思うしかない部分です。

私は句会において何百句何千句(はいいすぎか、でも千句ぐらいはあるか?)
の自作の無点句の上に俳句を勉強してきました。

ページ数の関係で1人春夏秋冬の4句、+2句の計6句に入るのはなかなかの大変です。

それも含めて、

紙上で、本当のことを言えば全員の句を触れていく形で褒めて行けばいいのかもしれない。

でも、自分自身の「好き」「大好き」はきっと心の中にある。
それを語るページ。

上手くいけばSNSで読んだ人にも100文字で鑑賞してもらえるようにする。

俳句の価値観にとらわれない「好き」が広がっていく

みんなで認めあう世界に。
というのが、私の今の思いです。

うー、
まとまってはいないですが、

俳句とは言わず、「みんなの俳句」というというアイディア、

そして、みんなのスキを大事にして、
一人6句選んで鑑賞して、

選ばれなかった人用に、
その個人が持つ1ページ6句のページのあとに、

最低一人の12句から1~2句は褒めるとかのページも確保するなどをして、

楽しくも厳しくも楽しい句集が出来たらなぁと思いました。

いろいろと考えていきたいですね!

愛を込めて!

※19時20分追記 
やはり私は俳句がみんなよりは好きだったり(時間をかけていたり)思いがあったり情熱があったり、
ともすればストイック句集の方向に走ってしまうかもしれないので、
そこは上手い具合に声を掛けてもらえると嬉しいです。

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