はじめて俳句を作る人へ。①
はじめて俳句を作る人へ。
「俳句の型」的な記事です。
料理のレシピ本みたいな記事ですかね。
自由に詠みたい人は、この記事を読む必要はありません。
というのも、金子兜太先生が、
575であればいいということを言っていたことを知ったので、
「ねばならない」から自由になれ 金子兜太
ルールなんかいらない。自由に書けばいいのだ。せめてルールをというなら、「五七五」だ。五七五で書きさえすればいい。
みんなの俳句大会という大会のことを考えると、
果たしてこの「型」をまとめるのがいいのか、少し迷ってきました。
「世間一般で良く言われている俳句の作り方の1つ目」、
ぐらいに思っていてください。
多分一番簡単な作り方は。
このサイトの通り。
4音を考える→
助詞を決める→
7文字を作る→
5文字の季語を選ぶ(用意されているものから)
なんてわかりやすいんでしょう!
みんなの俳句大会の投句を終えたら、
また応募が再開されたら、
かわいい俳句手帳がもらえるので応募するのもいいかもしれませんね♪
俳号応募でこそっと応募もできると思います!
夏井いつきさんの本 超辛口先生の赤ペン俳句教室からは。
知ってトクする 実作のコツ
「基本型」に挑戦!
30頁の長嶋一茂さんの句を例にとって、「俳句の基本型」を一つ覚えてみましょう。
合宿の思い出苦し かき氷
季語とは関係のない12音のフレーズ + 5音の季語
これは「取り合わせ」という技の中でも、基本中の基本の型です。
手順は次の通りです。
①まず「季語とは関係のない12音のフレーズ」を作る。
「季語とは関係のない12音のフレーズ」を、私は「俳句の種」と呼んでいます。 「俳句の種」は「合宿の/思い出苦し」のような、上五中七のフレーズでも良いですし、逆に「思い出苦き/合宿よ」のような中七下五の12音でもOKです。
ぴったり57あるいは75になればカッコイイですが、最初の一句にチャレンジする場合は、1音ぐらい多くても少なくてもあまり気にしないで下さい。 [類想類句]を避けた、オリジナリティのある発想の「俳句の種」を目指すことの方が、 大事なポイントです。
② ①のフレーズの気分に似合った季語を探す。
この基本型に挑戦する時の最大のコツは、①②の手順どおりに作ることです。 先に②の季語を決めてしまうと、意識が季語に引っぱられ、季語を説明する句になってしまいがちです。 季語とは関係のない12音のフレーズ+5音の季語」 は付かず離れずの関係がベストなのです。
失敗しないための大事なコツがあと2つ!
③ 12音のフレーズには、季語に当たる言葉を入れない。
12音のフレーズに季語が入ると「季重なり」になります。 最初はどれが季語なのか分からないままフレーズを作るので、ついつい季語が複数入った句になってしまうのですが、季重なりを怖れず、まずは作ってみるところからの第一歩。季重なりの句を沢山作りながら、一つ一つ季語を覚えていけばよいのです。
④ 12音のフレーズが楽しそうならば楽しそうな季語を、悲しそうならば悲しそうな季語を選ぶ。
季語は季節を表すだけでなく、作者の感情も表現してくれます。 [取り合わせ] 基本型の場合は特にその傾向が顕著です。例えば、春夏秋冬、次のような5音の季語を覚えておくだけで、どんな12音のフレーズでもそれなりの俳句になります。
楽しい気分の季語
春 春の雲
夏 風薫る
秋 天高し
冬 冬うらら
悲しい気分の季語
春 冴返る
夏 梅雨曇
秋 秋の風
冬 冬の雲
日々の生活の中の何気ないつぶやきがそのまま「俳句の種」になり、そのつぶやきを素敵な俳句にしてくれるのが「5音の季語」の力です。 あなたも日々の生活の中から「12音のフレーズ」を探してみましょう。句帳を片手に今日からあなたも俳人です♪
(超辛口先生の赤ペン俳句教室 p148-151)
と紹介されています。
楽しい気分の季語、悲しい気分の季語、
それぞれ各季節に1つずつ用意されていて詠みやすいですね♪
もう少し情報が欲しい方はこちら。
少し本格的な文章になっています。
共通することが、大事なことですよ。
5文字の季語探しについては、
「フレーズに季語を合わせる」と言いますが、
どうやって合わせるのか。
探しました。
私一生懸命探しました。
みなさん。
見つかりましたよ。
私こんな資料まで手に入れていたんですね!
松山まちあるき 17音のスケッチブック
記事に写真を挿入してみよう!
この16個以外の季語から季語を探したい気持ちが湧いてきた方。
この本は、「超初心者のための俳句の作り方入門」です。
この16個の季語以外を使いたい思いがふつふつと湧いてきた場合、
あなたは「超初心者」は卒業しています!
あなたは一歩進んで「初心者」です!
残念ながら「初心者」向けの季語をフレーズの気分から探す本は私の見た限り見つかりませんでした!
季語一覧を眺めながら、
なんとなくでも季語のイメージで選んでみてください。
夏井いつきさんの会社のまとめを参考にしましょうか。
下のリンク先から季語集に跳びます。
愛媛トヨタの俳句募集のページにも、
今の季節の季語についてまとめています。
(みきゃん)俳句手帳もあります。
アマゾンの参考画像で公開されている春のみ紹介します。
こんなのも季語なんだというのもありますね!
※いいなぁと思った方はぜひ紹介した本を買ってくださいね!
(※送料がネック
オンラインショップ
送料一律300円。購入金額 1,500円以上送料無料(全て税込))、
アマゾン 送料257円
俳句手帳については、
一冊もらえる愛媛トヨタの俳句に応募するかしてみてくださいね!
いろんなバージョンがあります!
私はみきゃんバージョンがお気に入りです♪
(外側よりも、写真で共有した季語一覧のページがメインで一番見ることになると思います(笑))
ということで、
身近なところにある12文字探しが私の趣味なのですが、
探してみるといろいろと見つかりますよ!
「はじめて俳句を作る人へ。」
タイトルがなんとなく12文字に近いなぁと見えてきました。
「はじめて俳句作る人」
このフレーズ、私は明るい感じを感じました!
秘密兵器の超初心者向けの16個の季語(夏)から感覚的に選ぶと。
雲の峰はじめて俳句作る人
この句素敵だー♪
自由に季語を選んだら?
夏の城はじめて俳句作る人
季語無しなら
大会にはじめて俳句作る人
という感じで詠んでいきましょう♪
ここからはじめて俳句を作るためのシリーズは続いていきます。
引き続きさくっと学びたい人はこちらの記事を。
そしてもっと長文でもいいよ、
学んでみたいよー、読んでみたいよーという人はこちらの記事をどうぞ。
この記事も分かりやすいですよ。
長いですけどね。
自薦です(笑)
素敵な俳句が生まれますように。
自称超初心者から初心者の方は質問も受け付けております!
うつ関係で悩む人も、言葉にしてみたら変わることもあるかもしれません。
愛を込めて。
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