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整体スクールの生徒になりました

本日、東京療術学院という専門スクールの生徒になりました。
まだ「療術」というのがうまく説明できないのですが、
どうやら整体とかカイロとか東洋医学なんかが学べるみたいです。
色んなコースがあって、私は今回は学びませんが、カウンセリングやアロマなどの講座もあるようです。

私は、15年目の医師であり、眼科医として13年目になりました。
本来脂がのって働き盛り、というところでしょうが、
もともと一つのことを突き詰めることよりも視野を広く持ちたいタイプで、
大学生の頃から、30代後半くらいになったらきっと、大学に入りなおすんだろうなあ、なんて思っていたのです。
大学ではなくて専門スクールだったのは意外でしたが、
働きながら通えるという大きなメリットがありますね。

代替医療、というと正直きわどいといいますか、
標準医療を否定する人たちに囲まれるのではないか、
医師仲間からは怪しまれるのではないか、という恐れがありました。
今でもその点は少し怖く感じます。

けれども、今回学ぶことを決意したのは、
どちらが正しいということではなくて、考え方やアプローチの仕方が異なるものを知っておくことは、西洋医学の提供者としても大きな学びになることを確信したからです。
観点が異なるからこそ、補い合えるのではないかと思うのです。
現に、私が選んだスクールには現役の医師や看護師など、医療従事者が多く所属するようですし、講師の中には医師のかたもいらっしゃいます。
すでに学ばれている内科の先生も、とても有意義だと話しているとのこと。
私もまた新しい世界が観られることと、それを臨床に応用できることにワクワクしています。

怪しい医師にならないように気をつけますね。


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