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ぴあサポマガジンvol.13「夏を乗り切れ! 夏バテ防止策」


 8月に入り、暑い日が続いております。夏に陥りやすいのが夏バテ。その原因や、対処法はなんでしょうか。今月は夏バテを乗り切るためのコツをお伝えします。


夏バテの原因


 そもそも夏バテの原因とはなんでしょうか? ここでは4つの原因を紹介します。
 まず挙げられるのが、水分不足です。暑い夏は水分が不足しがちですが、水分が不足し、体温調節がうまくできなくなると自律神経に乱れが生じ、夏バテにつながります。また、水分不足は熱中症を引き起こす可能性もあります。
 次に栄養不足です。夏の暑さのせいで、食欲不振になったり、簡単に食べられるものだけを摂ったりするなど食生活が偏ってしまうことがあります。必要な栄養が十分に摂れないために、体調を崩しやすくなってしまいます。
 さらに睡眠不足も夏バテの原因となります。熱帯夜の日など夜も気温が下がらないと、高い気温のために寝付けないことがあります。質の高い睡眠が取れなくなると、疲労回復ができず、夏バテに繋がります。
 最後に気温差です。気温の高い夏には、建物の中や車内など至る所で冷房がかけられています。実は、冷房の効いた屋内と高温な屋外の寒暖差が大きすぎると自律神経が弱り、内臓の働きが落ちてしまうのです。


夏バテの解消法


 それでは夏バテはどのように解消していけばいいのでしょうか。
 自律神経の乱れを解消するためには、適切な水分補給、食事を行うことが大切です。水分補給の際には、栄養を身体に運ぶ役割のある塩分も摂取しましょう。豚肉やカツオ・マグロなどの魚、豆類などに含まれるビタミンB1は疲労回復効果があるため、夏バテに効果的です。また、カレーなど香辛料の多い食べ物は食欲を増進させる効果があるので、食が細い時におすすめです。
 また、規則正しい生活も重要です。決まった時間の起床・就寝を心がけましょう。良い睡眠のためには、運動や入浴などでしっかりと汗をかき、体の体温調節機能を回復させることや、寝る1時間前にはなるべくパソコン・スマートフォンなどの画面を見ないことが大切です。
 

おわりに


 夏バテの原因や対策を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。自分だけでは対策を取る気にならないという方は大学や周辺の施設を利用してみるのもいいかもしれません。食事に関しては、東京大学生協食堂や、大学周りの様々な飲食店を開拓するのもいいかもしれません(本郷キャンパス付近にはインド料理や中華料理屋がたくさんあるので食欲増進が期待できますよ!)。
 また、運動に関しては、本郷キャンパス内の御殿下記念館を利用してみてもいいかもしれません。トレーニング室やプールなどの施設の他、多彩な運動プログラムも用意されています。私たちピアサポートルームも、東大生の健康増進をお手伝いするため、気軽に参加できる運動プログラムを企画中です。イベントの情報は公式HPなど各種媒体で発信しますので、ぜひご確認ください!
 それでは、一緒に夏を乗り切りましょう!

【参考書籍・WEBサイト】(全て2024/7/7最終閲覧)
【医師監修】夏バテの症状7選と今からできる予防法を徹底解説|セゾンのくらし大研究

夏バテ症状のセルフチェック|原因、対策、熱中症との違いは?│健達ねっと

いまどきの「夏バテ」対処法 | 不調改善ヘルスケア | サワイ健康推進課

8月 夏バテしない生活習慣を! | 健康サポート | 全国健康保険協会

夏バテ予防・対策に大切な7つのポイント|がんばるあなたに。疲れの情報局|アリナミン

もしかして夏バテ?症状チェック・原因・対策まで【医師監修】|ミラシル by 第一生命

https://mirashiru.dai-ichi-life.co.jp/article/858871

東京大学生協食堂

御殿下記念館

【筆者紹介】
・人文社会系研究科修士2年。修論に向けて奮闘中。

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