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(うとQ世話し A interest to 10k years ago: 2 items replaced 2つの置き換え)

2022/7/26-2
(うとQ世話し A interest to 10k years ago: 2 items replaced 2つの置き換え)
今迄のお話で人類が「火を味方につけた」事と直前のお話では「産業革命を機に世界人口が爆増した図表」を示しましたが、現代人である読者の方々には今一つピンとこない懸念がございましたので、今回読者の方々の実感に合うよう、上記の二つを別の言葉に置換しようと思います。
まず「火」を、火力発電イメージを用いて「電気」に。
次に産業革命以前の線を自然増に合わせて緩やかに伸ばし、それが現代最後年年表の縦軸として採られた壁にぶつかるその交点より上の「でっぱり部分」を「過剰人口」ではなく「過剰生産後の不使用余剰物(余剰生産財)又は不必要押し付けられ、言いくるめられ購買物(不必要消費財)」に
置換してみました。
(特に後者はともすると「余剰人口の出っ張り部分を減らせ」という物騒極まりない発案発想の萌芽をまずは抑える必要を痛切に感じておりますので、兎にも角にも初っ端から手を打たせて戴いた次第)
この二つを念頭に今一度我々人類の「生産の歴史」を振り返ってみましょう。
まず火を味方につけた事で「煮る、焚く、蒸す」つまり作物の加工調理が可能になり、人々にその食材を安定的に供給する農業が生まれました。
我々が小学校で教わった言い方を当て嵌めますと「第1次産業」と言い換えられます。
そして前回お話申し上げた産業革命の成果が行き渉る様になると次に工業というものが現出して参りました。
これ又小学校で教わった言い方を当てがいますと「第2次産業」と言い換えられます。
特にこの「工業化社会」では、初めのエネルギーは蒸気(機関)でしたがいずれそれはエジソンの発明によって電気に置き換わり、その電気が工業化社会を飛躍的に拡大進歩させました。
その功績は多々あるものの、一例として「灯」によって「夜の時間の活用とその需要」が新たに生まれた事だけとってもその威力が想像出来ますでしょう。
次に小学校で教わるのが「第3次産業」
言い換えればサービス業です。
サービス業とは農業、水産業、林業、工業の生産物(products)に人(人的ノウハウ、スキル、パワー)を介して(付帯させて)提供する産業です。
現代社会ではこの第3次産業への従事者の構成比が一番多くなっております。つまりそれで「飯を食っている」人が多い訳です。
そして昨今言われ始めているのが「第4次産業」の現出。
此処で言う第4次産業とは「情報化、情報活用、情報処理などの情報業」を指します。
実際には情報産業より前に「情報化社会」の方が早かに到来している感があります。
同じ様に「社会」という謂い方を用いますと第1次産業社会は「農業社会」とは言いません。普通「農耕社会」といいます。
同様に第3次産業社会を「サービス社会」とも言いません。
「社会」という言葉がついて認知されているのは「工業化社会」と「情報化社会」だけです。
何か理由があるのでしょうか?


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