(書直し うとQ世話し「分岐点」後編)

2021/8/25-2
(書直し うとQ世話し「分岐点」後編)
話は少し飛びますが
此処でひとつ、ネットに載っていた或記事をご紹介します。
「地球温暖化により北極海では氷が溶け輸送航路としての価値が格段に高まった為、各国はその権益獲得の為に動き出している。
何故ならスエズやパナマ運河を利用しなくて済み、南アの喜望峰やチリ、アルゼンチンの最南端を回らなくても済む為に、前者は安全保障上、後者は輸送コスト削減上の効果が極めて高いからである」と。
記事を読んだ途端
「そこ迄考えるのか!そこ迄貪欲なのか!」
と驚くやら情けないやらでいたたまれない気持ちになりました。
ではここで話を記事のご紹介前に戻して
「何故我々は地球温暖化抑制の意味を真剣に問わず、直ぐに忘れ、人によっては金儲けの道具としてしか見ないのか?」
SDGsや脱炭素を「今後の有望株式銘柄」レベルでしか見られないのか?
それを自分流に推察すると、
「人間の地球に対する位置認識の仕方」
が原因しているのではなかろうか?と思っております。
即ち
「人間は地球上の生物の一種に過ぎない。他の生物と対等であり、又適者生存の法則に従っている」
という科学者的な考え方よりも
「人間は地球上で最高等な選民ならぬ特別な加護を受けた選種族である。故に、我々は地球や他の生物を支配し利用する権限を託されている。生存法則すら書き換える事さえ出来る存在である」
という専王的な考え方の方が勝っているからではないでしょうか。
それを平たく申し上げますと、要するに
「地位と名誉の権益権限、お金儲け最優先の社会になっている」
からではないでしょうか。
であるので、もし私共がお店を再開してもその轍を踏む様であれば再開が却ってマイナス方向に働いてしまいます。
しかし、だからと言って今起きている人口爆発のでっぱり部分を人類存続の為にと単純に200年前の産業革命以前に戻せばいいのか?と言うとそれでは危ない考え方に陥ってしまいそうで怖くなります。
なので、ここはじっくり考えていずれにもならない「ちゃんとした新しい目的とその運営方法」を見出し、それに沿ってお店の再開にこぎ着けたいと思っております。
「でも具体的にはどうしようっていう訳?」
残念ながらまだその解に至るどころか、その方法論すら見つかっていないのが只、今現在の我々の位置で御座います、が
「大きな分岐点に立たされている」
事だけはひしひしと感じております。
(追記)
現在の弊社業務は感染2世帯の外国人従業員とその家族全員の全般的なサポート業務のみで御座います。
現時点、無症状でもある事から
「何時マデ、休ムカ?
家二イルノ、ツマラナイヨ。
ハヤクオミセ、イキタイヨ」
そういう彼らのはやる気持ちを宥めたり、透かしたりしながら押し止めるのが、結構大変な日常業務となりつつある昨今で御座います。
ですので、願わくは新しいコンセプトの元、十分ではないにしろ、成る丈いい形でお店を再開したいと念じております。

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