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(オマケの英語教室 cleansing cream )

2021/12/17
(オマケの英語教室 cleansing cream )
以前にこのコーナーでもお話しいたしましたが、そもそも
「それに値する的確な英単語一語を使わなければ不正解」
と言う教育の仕方がおかしいような気がします。
中学までに教わった中でそれに近しい単語を使ったり、場合によっては少し長くなる場合もありますが一語ではなく散文的に文章を連ねた表現を「可」としたりしてもいいのではないでしょうか。
此処迄範囲が許容されますと、表現の自由度が格段にアップされて話し手の気持ちもとても楽になり会話時に文法よりも会話の中身そのものに集中できるような気がします。
そもそも語彙が豊富すぎるきらいのある日本語全てに対してその数の分だけ英訳が存在しないとダメだというのは極めてフレキシブルな言語である英語の本質から完全に逸脱していると思うのですが。
まぁ、難しい話はこれくらいにして本日はcleansing creamについてお話しいたします。
cleansing creamは日本の女性の方ならほぼ皆さんがご存じのようにmake upや汚れ落としに使うクリームです。
その液体形がcleanser(クレンザー)で台所の汚れ落とし等に使い、商品名としても有名です。
ご覧になって分かりますように、その語幹はclean「きれいにする又は形容詞の「きれいな」です。
この件に関しましてこんな経験をしました。本日はその件のご紹介です。
ある日、うちで働いているネパール人女性パート従業員が珍しく就業前にfacial washing(洗顔 facialはfaceの形容詞形)をしておりました。その折自分は
「んっ?メイク落とし?クレンジングクリームとか使わないの?」
といつもの好奇心から、我が国では顰蹙を買いそうな質問をしたのですが、
「make? cleansing? 何のこと?」
と逆質問されてしまいました。
それで色々話を聞いてみると、make up以外cleansingもfoundation(下地作り。元々は基礎の意味)もkeeping wetness gel(保湿ジェル)の存在すら知りませんでした。
なぜなら彼女らの「常態(normal)」は「すっぴん」だったからです。
しかし「すっぴん慣れ」しているのか、特にそれで肌がカサついているとか荒れているとかの悪い現象はまるで見て取れませんでした。
恐らく自然にそういう治癒力、回復力が備わっているからでしょう。
(以上の話はネパールの人をけなしているのではなく、むしろ好ましく思ったと言う事でご理解くださいませ)
それで最後に
Never be scammed by cosmetics maker`s Ad!! No good over-make-up. Please keep natural as possible as you can. And if you use a cleansing, please use it for your mind health keeping.
(化粧品会社の広告にだまされないように。
化粧のしすぎは良くありません。
できる限り自然に任せておいてください。
そしてもしクレンジング(汚れ落とし)をつかうなら心の健康(foundation=基礎=固定観念外しや心の垢落とし)の為に使ってくださいね)
Cleansingの別の用法(転用)のご紹介でした。
英語はとてもflexible(フレキシブル、柔軟)な言語である事の一例で御座います。

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