うとQ世話しgood position

2020/11/7
(うとQ世話しgood position)
こころに「張り」を持たせるにはどうしたらいいのか?
張りですから、ある種、緊張状態です。しかし度が過ぎたりしていると、今度は却ってガチガチに強張ってしまいます。なので、適度でないといけません。
一方それが幾ら適度であっても緊張ばかりでは矢張疲れてしまいますから、時にはくつろぐ事も必要でしょう。
換言すれば緊張と弛緩を交互に繰り返す事です。
物事は何でもそうですが、それ一辺倒というのはよくありません。多方向で相互入替が好ましいと思います。
話を元に戻します。
張り、即ち一種の緊張状態になるのはどういう場合でしょうか?
簡単に言うと「リスク(テイク)」をしている時です。ある程度不安定で、ある程度の危険を冒している時です。或いは冒さざるを得ない時です。
図らずも訪れた(というか見舞われた)今回の「コロナ禍」等はそのトリガとして好機でしょう。
これ程全世界的且つ同時的に多くの人々が緊張を強いられている訳ですから、考え様によっては「こころの張りを持つ最大のきっかけ(チャンス)」を同時共感的に掴む波に大化けする可能性を秘めている様にも思えます。
無論、命を危険に晒す様な事があってはなりません。それは「度が過ぎている」の範疇です。
しかし新たな世界(ニューノーマル)を得るには、この位の危険はやむを得ない気もします。綺麗な言葉で言えば「創造的破壊」という処でしょうか。
そうしてこの「創造的破壊」を効率的且つ効果的に行う為には二つの考え方の組み合わせがよいのではないでしょうか。
一番目は、前記事でお話した「蟻の穴から堤が崩れる」ポイントを見つける事。
二番目は、支点、力点、作用点の考え方です。
簡単に言い換えると「テコの原理」です。
即ち、小さな力で大きな物を動かすには、その支点と力点をどこに置くかが鍵になります。
支点はある程度作用点に近く、力点は支点から或る程度遠くにセットするのがいい訳ですから、着眼は対象の近くに打ち込みつつも、立ち位置は余り今の流行やメインフィールドの渦中に居ず、少し離れたポジションを取る事が有効かと思います。つまり敢えて一種の「辺境」に位置を取る事です。
(「ある程度」と書いたのは、余り作用棒が長いと自らの自重で棒が垂れ下がり、効力が薄れるからです)
当店のロケーションは「着かず離れずの田舎」なので手前味噌ながら好位置につけていると思っています。
「灯台下暗し」の逆positionです。

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