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フランス 家族的ロングバカンスの過ごし方

前回、バカンスの予定を書いたのですが、家族連れがどういう風に長いバカンスを過ごすのが一般的か? 子供の友人たちや身近な人たちがどこへ行ってどのように過ごしているのか簡単に書いてみます。

バカンス期間ですが、子供は一般的に丸二ヶ月、大人は3週間が平均で、2週間の人もいれば、有休などをくっつけて4週間という人が多いです。やはり期間が長いので外国に行く人が多いです。

身の回りには日仏の国際カップルが多いですが、我が家も含め日本に帰る事がこれまで主だったのですが、コロナおよび戦争の影響で我が家は2019年以来帰れていません。しかし今年はコロナの影響の減少、入出国規制が緩和されたため、帰国している人が身近に多いです。しかし戦争の影響で航空便が「変更」になったり「キャンセル」があったりと色々リスクが多いのが実情です。チケット代も高騰していたり、いつもと同じタイミングで買うことが困難になっていました。

よって我が家は日本に帰らず、3シーズン続けてフランスでバカンスを過ごすことになりました。

フランス国内だと、家族連れの場合、海か山が人気です。滞在期間は1週間が一般的なので、料金が高い「ホテル」ではなく、自炊生活が出来る「AIR BNB」や「キャンプ」、または「モビロム」と呼ばれるロッジを借りて過ごします。ただし親は炊事洗濯に追われるのでどちらを取るか?はその家庭の判断です!

一般的なモビロム mobile-homes

個人的にはロッジでのんびりBBQをしながら飲んだくれるのが理想です笑。たまにレストランやテイクアウトを利用すれば親ものんびり出来ます!

フランス国外ですが、もちろん欧州は地続きなので、自家用車で国境を越えられるわけです。フランスから見るとスペインが人気です。物価も安めでフランス語が通じる地域もあり、車でアクセス可能! 山ならスイスやイタリアへのアクセスは容易なのでこちらも人気です。またスペインの国境を有するピレネーもスキーリゾートが多いので夏の山もたっぷり遊べます。自転車、川下りラフティングなど。歩くのがデフォルトといっていいほど好きなフランス人、家族連れでハイキングやトレッキングに興じるのは鉄板です。コースも豊富だし、コースを選択、ダウンロード出来るサイトも充実しています!

日本で聞き慣れない所では「Accrobranche」と呼ばれるアスレチックアクティビティも人気です。バランス感覚をとわれるロープとワイヤーで出来たアクティビティをクリヤして、ところどころ写真のような滑車で滑降する息抜きポイントがあり、だいたい約1時間以上かけて課題をクリヤします。こちらのアクティビティは「落ちる人」を見かけるほど容赦なく難しいです。笑


最近人気なのが、装備をつけて川や滝でアクロバティックなコースを進むキャニオニングも人気の一つです。年齢制限などがあるので子供が小さいと選べないコースなどもあるようです!


あとは他の行き先として、海外(フランス領土の離島、アメリカやメキシコ……)へ行く人も耳にします。

とにかくバカンスの期間を有効に使って目一杯楽しむ事が上手なフランス人、欧州人! まだまだ追いつけません(^_^;

ことしは我が家も初めて国境を越えました

https://youtu.be/X7CwmXsaBWA

長くなったので、次回は我が家の今年の例をお届けしたいと思います!


 それではまた! À bientôt !! アビアントゥ! 

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