インタークラスに入るには

おはようございます!インター21既修中国語のはちめろです。

前回前々回の記事で、インタークラスを構成する「既修ドイツ語・フランス語・中国語」と「理系中国語TLP」について、少しずつ分かってくださったんじゃないでしょうか。今回の記事では「どうすればインタークラスに入れるの?」という質問に答えていきたいと思います。

1.  既修と初修

説明の前に用語の解説をしておきましょう。以前の記事にも度々出てきた「既修」と「初修」についてです。

東大の「入学手続要領」から引用すると、既修の授業は「高等学校で1週2~3時間の授業を2年間学習した程度(中級程度の読本を読みこなすくらい)の学力を前提に」授業が行われます。対して初修は「初歩から」授業が行われます。もちろん「既修→勉強したことがある・できる、初修→勉強したことがない・はじめて」という認識で全然かまいません。

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2. 理系中国語TLPの取り方 

手続きがわかりやすい「理系中国語TLP」でインタークラスに入る方法から説明します。理系中国語TLPに入るための前提条件は「理系であること(理科一類~三類に合格したこと)」と「二次試験の『外国語』をすべて英語で受験したこと」です。この二つを満たしたうえで、合格後すぐに始まる外国語の履修手続で「既修英語と初修中国語を選択し、TLP中国語を申請」します。ただしTLPの履修は希望者のうち成績上位者から許可されます。最低でも英語の成績が上位一割に入っていないと履修できません。

というわけで履修選択をした後はしばらくお祈りタイムが続きます。結果発表は3月末に行われる諸手続(学生証をもらったり、大量のチラシが配られる。はじめて上クラの先輩に会う顔合わせも行われる)の前に、ネット上で行われます。学生証番号と一緒に配属されるクラスが通知されますので、その欄に「3」がでたら勝利です。もちろん履修外国語の欄にも「初修中国語TLP」の表記があるはずです。理系中国語TLP生は全員3組に所属し、3組はインタークラスの一部なので、理系の学生が中国語TLPを履修すれば自動的にインタークラスに所属します

3.  既修ドイツ語・フランス語・中国語の取り方

「既修ドイツ語・フランス語・中国語」を選択する際の手続きは少しめんどくさいです。

東大は「既修英語+初修外国語」の組み合わせを標準だと考えているので、「既修ドイツ語・フランス語・中国語」はこれから外れます。そのため合格したらまずは「可能な限り速やかに指定の連絡先に電話し、履修可能な組み合わせであるかを必ず確認」する必要があります。この「指定の連絡先」というのはさっきも出てきた入学手続要領に書いてあるのでここでは割愛します。ちなみに入学手続要領をもらうタイミングは二次試験の全科目が終了した直後です(合格発表から入学までに時間の余裕がないため)。

さて「履修可能な組み合わせ」という言葉が出てきました。では履修不可な場合が何なのかというと、たいてい時間割が被るときです。既修ドイツ語・フランス語・中国語に加え「既修英語」を取る場合この問題は発生しません(同じクラスにTLP生がいるので、その人たちと一緒に授業を受けます)が、「初修外国語」と組み合わせるとなると、初修外国語の授業を「その外国語の初修クラスに混じって受ける」ことになるため、他の必修の授業と初修外国語の授業が同じ曜限(曜日と時限)に来てしまった場合は受けられません。同様に既習ドイツ語・フランス語・中国語から二つ選んで履修することもできません(これら既修外国語の授業はすべて同じ曜限に設定されています)。極端な例だと今年の理科二類既修中国語のように、選択できる初修外国語が一つだけという場合もあり得ますので、一応気を付けておきましょう。

話を戻して、電話で履修可能であることの確認が取れたら今度は語学力審査があることを向こうから伝えられます。時間が伝えられるので予定を合わせておきましょう。

語学力審査はその言語における能力を確かめるためのもので、形式は電話面接です。東大の外国語教員が電話をかけてきて、履修する予定の言語で2~3個質問してきます。その言語が話せることを電話の向こうの教員に証明できればいいので、答えた内容はあまり問われません。基本的な日常会話ができれば十分対応できるレベルです。

語学力審査が終わった後はTLP生同様クラス発表までお祈りタイムです。とはいっても電話面接でちゃんと話せていればまず落とされません。クラスが「1, 2, 3」のいずれかになれば晴れてインタークラスの一員です。ちなみにドイツ語、フランス語、中国語以外の外国語も既修として選択できますが、そういう人は初修クラスに編入されます。

ここで気を付けておきたいのが、「既修非英語とTLPは同時に履修できない」ということです。東大のTLPは「既修英語+初修外国語」の組み合わせでのみ認められているので、たとえば「既修中国語+初修ドイツ語TLP」という履修パターンは認められません。

4. 既修非英語と入試科目の関係

最後によく聞かれる「既修非英語と入試科目の関係」についても説明しておきます。インタークラスの質問箱にはよく「共通テスト/二次試験で○○を取った場合インタークラスに入れますか(既修非英語取れますか)?」という質問が寄せられますが、この二つははっきり言って関係ありません!既修非英語を履修するための手続きは上に述べた通りで、本当に既修かどうかの検証も語学力審査で行われるので、既修非英語を選択するのに取る予定の言語で入試を受ける必要はありません。なので入試をすべて英語で受けてきた人が既修ドイツ語を取ったり、すべて中国語で乗り切った人が既修英語+初修外国語の組み合わせをとっても全く問題ありません。ですから入試で使う外国語はあまり深く考えず、「一番点数を取れる組み合わせ」とかでもぜんぜん構いません。

5. まとめ

ということで今日の記事ではインタークラスに入る方法について説明しました。大事なことをまとめると

① 既修ドイツ語・フランス語・中国語を取る場合は電話面接がある。
② 理系中国語TLPは入試を全問英語で解かなければならない。
③ 入試で選択した外国語と既修外国語の選択は関係ない。

以上三つです!インタークラスに入りたいと思った方は参考にしてくれると嬉しいです。

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