utiken (内田健介)

ロシア演劇(アントン・チェーホフ、コンスタンチン・スタニスラフスキー)日露演劇交流史を研究しています。演劇のお手伝いなど、お声がけください。アイコンは我が家の犬クマです。趣味の麻雀関係についても書いてますが、知らない人はスルーしてください。MリーグではKONAMIサポです

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ロシア演劇(アントン・チェーホフ、コンスタンチン・スタニスラフスキー)日露演劇交流史を研究しています。演劇のお手伝いなど、お声がけください。アイコンは我が家の犬クマです。趣味の麻雀関係についても書いてますが、知らない人はスルーしてください。MリーグではKONAMIサポです

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    『桜の園』第一幕 (アントン・チェーホフ作)

    登場人物 ラネーフスカヤ(リュボーフィ・アンドレーヴナ) 領主 アーニャ ラネーフスカヤの娘、一七歳 ワーリャ ラネーフスカヤの養女 、二四歳 ガーエフ(レオニード・アンドレーヴィチ)ラネーフスカヤの兄 ロパーヒン(エルモライ・アレクセーヴィチ)商人 トロフィーモフ(ピョートル・セルゲーイチ)大学生 シメオーノフ=ピーシク(ボリス・ボリソーヴィチ)地主 シャルロッタ(イワーノヴナ )家庭教師 エピホードフ(セミョーン・パンテレーヴィチ)管理人 ドゥニャーシャ メイド フィー

      • 2022年10月演劇学会デモンストレーション発表レポート①

         日本大学芸術学部で開催された演劇学会全国大会では、俳優の卵である学生たちを使ったデモンストレーションを含む発表が5つ行われた。そのうち3つを見学できたので、私自身の発表も絡めて考えたことを公開します。 ・スタニスラフスキーの受容―竹内敏晴の「身体的行動の方式」をめぐって 最初のデモンストレーションは日大の藤崎周平先生によるもので、藤崎先生が実際に授業で行っているもの、実験的に行う今回だけのものが混在していた。そのため、竹内敏晴の方法論ではなく、彼の思想を補助線にした俳優の

        • 【観劇感想】メメントC「ともしびー恋について」@荻窪・東京オメガ

          観劇日2022年8月13日 マチネ・ソワレ MEMENTO-C  チェーホフの短編ともしびは1888年にかかれた作品で、恋についてはその10年後の1898年に書かれた作品だ。その10年のあいだにチェーホフが作品の中で見せる絶望の色合いはより濃くなっているが、今回の上演では、恋についてが前に置かれ、ともしびが結末に配置されていることで、まるで10年後の人物たちが10年前の登場人物と交わり合うような形式になっている。  メメントCのともしびは2011年に初演され、その時には

          • (Mリーグ2/8第2試合)高宮まりのハイパーローリングはなぜ生まれたのか?

            昨日の第2戦、高宮まりの復帰戦、いきなりの見せ場?がやって来た。 タンヤオのみの500オールをツモった次の局、茅森から2巡目の47m両面リーチが入る。 こんなもんどうしようもない、そう考えるのが普通。しかも、高宮の手牌は中暗刻の赤3枚の勝負手なので、完全に無視して進めるのが誰が見ても当然の進行だった。 そして、持ってきた7m。当たり牌だ。 自分の手は12000、見ていた誰もが「あー放銃か」、高宮を応援している人は裏が乗らなければリーのみ、茅森を応援している人は「裏乗れ

            Катя Лель - Долетай

            ゆっくりした歌なのでリスニング教材に。 Слайд В тёмное и ничего Я всё отдам за него Открою Так Пусто мне как никогда С неба по окнам вода Накроет Долетай До седьмого неба Я тебя там встречу Ты заметишь Долетай До седьмого неба Я ждала бы вечно Б

            ロシア語文法トレーニング1

            001:(A1)所有代名詞と性 Я родилась и выросла в Москве. Москва – это ______ город. (1) моя (2) мои (3) моё (4) мой Мы родились и выросли в Петербурге. Петербург – это ______ город. (1) наши (2) наша (3) наш (4) наше Ты родился и вырос в Яп

            ワフタンゴフの手帳から(1911年3月17日)

            システムのプラン 1.サークル(注意の輪―訳者)  一般的な理解  筋肉  信じること、ナイーブさ、正当化 2.集中力  対象への注意 ― 思考、物、行動、感覚 3.エネルギーの減少。エネルギーの増加 4.情緒的感覚  5つの感覚器官 5.感覚の根  複雑な感覚。感覚のガンマ 6.コミュニケーション  光線の受容。光線の放射。  適応  光線の放射 ― 感覚の反動 ― 私は君を納得させる  光線の受容 ― 感覚の受容 ― 私を納得させろ  セルフコミュニケーション(私と、私

            モスクワ芸術座の若手俳優に対するスタニスラフスキーの談話(1911年3月11日)

            速記者:エヴゲーニイ・ワフタンゴフ この速記記録は15日の分だけスタニスラフスキー全集に掲載されていたが、ワフタンゴフのアーカイブに11日の最初の部分が残されていた。1911年はモスクワ芸術座でゴードン・クレイグと共同演出になる『ハムレット』の準備が始まることもあり、談話は途中で終わったのか後半部分の記録はない。しかし、最初の部分にはスタニスラフスキーがシステムのプランの全体像を示しているため、この頃のシステムの形がどのような構成だったのかを知る重要な資料だと思われる。

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            MリーグチームをKOFで例えつつ選手を紹介してみた

            ふと思いついたので書いてみた。Mリーグは4人のチームを組んで麻雀をするプロリーグで、KOFとはチームで戦う対戦格闘ゲームです。いつもとかなり毛色の違う記事なので、この時点で意味が分からない人は読んでも意味が分かりません。では分かる人だけ行きましょう。 基本の3人は固定で4人目や新メンバーだけチームエディットありで考えてみました。(以下、敬称略) 日本チーム:渋谷ABEMAS 言わずと知れたMリーグの創設者・藤田晋(Ωルガール)率いるチーム。これはもう主人公チームしかない

            (中止状態)翻訳『愛について』2(I. ポターペンコ)

            第2幕 ドゥボサーロフのアパートで、コルニローワが使っている3つの部屋のうちの大きな部屋。客間。右側には他の2つの部屋に通じるドア。正面の左側に近い方にもう一つドアがある。ドゥボサーロフの部屋と共同の廊下が左側に通っている。部屋への入り口は廊下に通じている。家具には統一感がない。多くの物は奇妙で不必要なものだが、高価ではないが綺麗で居心地が良い趣味のものが選ばれている。左側の壁際にソファ、その正面に畳まれた白いテーブルクロスが置かれた丸テーブル。ソファの近く、前舞台(エプロ

            翻訳『愛について』(I. ポターペンコ)

            四幕の戯曲 登場人物  ゲンナージー・マトヴェエヴィチ・ブラートフ 70歳  ウラジーミル・ゲンナージエヴィチ・ブラートフ 47歳  マリヤ・オスカロヴナ その妻 40歳  セルゲイ その息子 22歳  エヴドーキヤ(ドーシャ) その娘 17歳  フリスチーナ・ヴラーシエヴナ・コルニーロワ 27歳  ダリヤ・アントーノヴナ・チュラキナ 50代  イワン・ペトローヴィチ・ドゥボサーロフ 35歳  ワルワーラ・ミハイロヴナ その妻 30歳  パーヴェル・エラズモヴィチ・シテンデ

            【翻訳】ワーニャ伯父さん・第4幕(A.チェーホフ)

            第四幕 イワン・ペトローヴィチ(ワーニャ)の部屋。ここには彼の寝床があり、領地の事務所にもなっている。窓際には収支と支出を記した帳簿類やあらゆる種類の書類が置かれた大きな机。立った状態で使う事務机やいくつかの戸棚、秤(はかり)なども置かれている。アーストロフ用の少し小さめの机があり、その机には絵描き用具と絵具、近くには紙ばさみ(今でいうファイル)がある。ホシムクドリが入った鳥かご。壁にはアフリカの地図、この家の誰にも必要がなさそうである。とても大きなソファ。下手に奥の部屋に

            【翻訳】ワーニャ伯父さん・第3幕(A.チェーホフ)

            第三幕 セレブリャコーフの屋敷の客間。ドアが3つ左右と中央にある。昼間。 ヴォイニーツキイとソーニャ(座っている)、エレーナ(舞台上を何か考えながら歩いている)  ヴォイニーツキイ:教授殿のお達しによれば、われわれ全員に本日の昼1時にこの客間に集まるようとのことらしい。(時計を見る)15分前か。世界に向かって何やら物申したいのかな。  エレーナ:きっと、何か用事があるんでしょう。  ヴォイニーツキイ:あいつに用事なんてありませんよ。下らないことを書くか、愚痴をこぼすか、焼

            【翻訳】ワーニャ伯父さん・第2幕(A.チェーホフ)

            第二幕 セレブリャコーフの屋敷の食堂。深夜。庭で警備が拍子木を鳴らすのが聞こえる セレブリャコーフ(開いた窓の前にあるソファに座り、ウトウトしている)とエレーナ(そのすぐそばに座り、同じようにウトウトしている)  セレブリャコーフ:(目を覚まして)誰だ? ソーニャ、お前か?  エレーナ:私よ。  セレブリャコーフ:レーノチカ、君か……ひどい痛みだ!  エレーナ:ひざ掛けが床に落ちて。(両足をくるんでやる)窓を閉じるわね、アレクサンドル。  セレブリャコーフ:いや、暑苦し

            【翻訳】ワーニャ伯父さん・第1幕(A.チェーホフ)

            ワーニャ伯父さん 田舎の生活を舞台にした四幕劇 登場人物  セレブリャコーフ アレクサンドル・ウラジーミロヴィチ:退職した元大学教授  エレーナ・アンドレーエヴナ:その妻、27歳  ソフィア・アレクサンドロヴナ(ソーニャ):教授の最初の結婚相手の娘   ヴォイニーツカヤ マリヤ・ワシーリエヴナ:教授の最初の妻の母親、未亡人、夫は大臣(三等官)だった  ヴォイニーツキイ・イワン・ペトローヴィチ(ワーニャ):マリヤの息子  アーストロフ・ミハイル・リヴォーヴィチ:医師  テレー

            トロトロ第5話

            リスニングのトレーニングにどうぞ。 Т: Я большой. Я сам хожу в магазин.  僕は大きいんだ。一人でスーパーも歩けるぞ。 Я люблю покупать вещи. Люблю сам выбрать покупки.  僕は買い物をするのが大好き。自分で買うものを選ぶのも大好き。 Я точно знаю, что нужно купить. Вот это! Тележку. Вот так.  僕は何を買う必要があるかちゃんと知っ