母がいつになく明るい、僕もやっぱり嬉しい。歯医者さんにて【日記】
自称“スーパーカン”(超還暦)のゆーしんけんです。
リケジョママさんに倣ってキャッチコピーを考えてみました。
(こちらの有料記事で「誰でも作れるキャッチコピーの作り方」について詳しく説明されています↓)
ということで、私は記事の内容によってキャッチコピーを掲載しようと思います。
今回は、初めての試みで実際にあった出来事を日記風にしたためてみました。
ちなみに同居している母親は“スーパーベイ”(超米寿)です。
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4月25日(木)
朝9時半から歯医者さんにメンテナンスしてもらう予約を入れていたので、母を車に乗せて9時15分ごろに自宅を出た。
晴天で春らしい風が吹いており、母を連れて出かけるにはもってこいのお天気だ。
もうすぐ90歳になろうという母は、要介護1でデイサービスにも通っている。
トボトボという感じで歩くため、車から歯医者さんの入り口まで移動するのに時間がかかり、雨が降っていると一苦労する。
受付を済ませて待合室で座っていると、数分で名前が呼ばれた。私も歯のメンテナンスをお願いしているから、親子連名で呼ばれる。
かなり大きな歯科なので、診察台(歯科用ユニット)は10席ある。それぞれパーテーションで仕切られているが、隣の会話が聞こえることもある。
この日は、母が女性の歯科衛生士さんと「歯ブラシ」について話しているようだった。そこまで具体的な会話をすることは珍しい。
母の方が先にメンテナンスを終えて待合室で座っていた。しばらくして、私もメンテナンスが終わり母親の左側に座った。会計で名前を呼ばれるまで10分ほどかかる。
いつもはほとんど親子の会話もなく、私はスマホでnoteやXを見るのだが、この日は違った。
「おそかったじゃない。あんたは何の治療をしてもらったの?」
と母が切り出した。
「俺も歯のメンテナンスをしてもらっただけ。お母さんと同じだよ(お母さんと呼んでいます😅)」
「私は、歯ブラシの新しいのがほしくなって、今お願いしたところ」
母子で歯医者に通いだして数年たつが、これほど長く会話したのは初めてかもしれない(ていうか30秒くらいやけどね)」
そんなやりとりをしていたら、会計から名前を呼ばれた。
「はーい」
私が返事をして立ち上がると、母は立ち上がりながら右隣りに座っていた70代と思われる女性に声をかけた。
「じゃあお先に。またね」
たぶん知り合いの女性ではないはずだ。どうやら、初対面ながら待っている間におしゃべりが弾んだらしい。
家でこそあまり話さなくなった母だが、以前は積極的でおしゃべりするのが好きだったことを思い出した。
会計でも注文していた歯ブラシを受け取って嬉しそうだった。
些細なことではあるが、やはり母親が笑顔で明るく話すところを見ると、息子としても嬉しいものである。
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