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5/16のutena/オンラインワーク準備

反撃オンライン

オンライン、ありえない。きらい、疲れる。
から、反撃オンラインです。
嫌々ながらやり始めたものも、結局のめり込む過集中のじぶんであります。

考えてみたら、ホームページ作成にしても、庭にしても、やり始めるとあんた、それにそんだけエネルギー注ぎ込んでどうするの?音楽がライフワーク何ではなかったの?と、自問する暇もなく、渦中に飛び込んでしまう私です。

ちゃんとオンラインワークが成り立つようにするには相当な準備がひつようになってくる、というのは、だいたい想像がついてきました。 でも、準備しながら思った。これ、本来は生ワークでもすべきことでした。

utena music field が伝えたいのは、音の点のところではなくて、音の余白やプロセス、響き。そして、人が音楽と出会ったときにする体験の中にそれをみいだしていくことで、生でなければ、絶対につたわらない、と思っていました。(オンラインの対義語”生”であってるのかな?

ひと月前に「音楽を描く」のnote記事を書いたところ、思ったよりつたえられたのではないかな、という手応えがありました。あの経験は生きてると思います。

動画がつたえてくれるもの

5月の頭には、長いお休みでご無沙汰の、教室の生徒さんと保護者さん向けにビデオレターを作って送りました。

ユーチューブで配信したら、Yくんがめっちゃ喜んでみてる、とのこと。
ご近所のMくんも、門柱のところまでやってきたときに「センセーユーチューバーやん。」とにやにやしながら言うので、おう、これからユーチューバーでもなんでもするでー。と返しました。

ソーシャル ディスタンス、というのにも少しなれてしまって、
ディスタンスどころか、もう人に会うのが怖いくらい、身体はその新しい世界に過剰反応しているのに、感情は、人恋しい。

これがきっと日々人のなかで成長をすべき子どもにとってはなおさらだろうと思います。

私も、手を握って、一緒にわらべうたや手遊びなんかもしたい。
歌い終わると飛びついてハグしてくれる子どもたちの小さな手が恋しい。

高学年や中学生との、何気ないやり取りが恋しい。

手のかかる低学年のややこしい手間ひまかかるやり取りも。

音楽ってそんな中から育つものだった、と改めてこうやって人のこない教室に一人座って(実はこれも嫌いじゃないけど)その気配を過去から引き出してきてみたりして。

4月にお月謝を頂いてから、まだ一月分のレッスンができていない、5月に2回はしたいとおもっていて、オンラインしかないな、ということになったとき、手紙ではないな、と思ったのです。

動画、どうだろう?
むちゃくちゃ自分の映像が苦手で、うねうね動く自分がとにかく気持ち悪く、絶対ありえない、と、ずっと言い続けていたのでした。それが、ふと、いつも教室で離してるように、子どもたちに話しかけたい、という欲求。きっと、みんな、退屈してるから、なかなかよい衝撃になるのでは?とちょっといたずらっ子の気分にもなってきました。

で、半日かけてビデオつくってみたら、自分でもあれ、っと拍子抜けするくらい抵抗がなくて、子どもたちの反応がとにかく良くて、ラインでも顔見せてくれて、スカイプやラインやZOOMなんかの、設定なんかもお母さん、お父さん、頑張っていただいて、なんか、普段見ることのない生徒さんたちのおうちに家庭訪問してるみたいで、楽しいこんしゅうでしたが、 頭の芯がちょっと痛いです。

写真は教室に飾った、斑入りのウツギの葉っぱ。


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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!