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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意…
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#ワークショップ

"描いて"深める音楽学習のオンラインコミュニティなど、ワークショップの案内です。

やっているワークショップの内容はこんなことです。 utena music fieldも例に漏れず、 コロナでやむなく、やっつけでオンラインでワークショップを始めました。 その良さもよくなさも体験しました。 世の中にもたくさんのツールが生まれ、使い勝手も変わってきています。 もちろん、伝わり切らなさ、はあります。 でも、全国どこの人とも繋がれる、というのは 大きな希望だと思いました。 なぜなら、 私のやっているワークは、 決して誰もが飛びつくようなものではなく、必要に駆られ

音楽を描く’10月愛媛のワークショップ

自分の体感や感覚から音楽に触れていく、そのために、感覚と音楽との間をつなぐツールとして、クレヨンや色鉛筆を使い、動線を描きます。 微細なところで、やりとりする作業。 昨日は、月一回開催されている愛媛でのワークショップでした。 いつか取り組まなければと思っていた 長調と短調の違い。 理論的なところを、体感で掴んでいく作業は 時間も手間暇もかかりますし、集中力も必要。 いつも開放感を楽しんでいただいているみなさんにも 今回は、地道に定規で線を引くところから始めました。 一度

”音楽を描く”ワークショップ6月

愛媛は感染者数も減ってきていることもあり、音楽室も隣の部屋を開け広く使いながら、月1回の大人の音楽ワークショップ「音楽を描く」utena drawing を行いました。 もう多分5年近くになるこのメンバーでのワークショップ。 感覚的にはこなれてきているし、体感もドローイングも随分変わってこられていて、いつもにこにこして皆さんたのしそうではあるのですが、そろそろ、受動的なワークでは物足りないのではないかなと思ったりします。ほんとうなら、歌ってみたり、笛を吹いたりしてアウトプッ

音楽室〜情報共有ツール構築まで

(この文章・東京講座の受講者さんに、メールで送ろうとしたのですが、あまりに長たらしく、なかなか本文に行き着かないので、カットしましたが、捨てきれず、ここにもってきました。) 
愛媛にこもって考えたこと皆様ご無沙汰しております・・・(中略) ・・・・・・こちらでは、 このコロナ禍の生徒たちとの交流をとおして、 音楽を続けることの意味をとらえなおすこととなりました。 そして、 いわゆる 音楽教室ではなく、音楽をともに学ぶ場所として「音楽室」へ、と、 名称だけでなく、概念も変

「音楽プロセス」を大切にされてる参加者さんの記事を紹介します。

うちの生徒さんとは、あいも変わらず、 「ねー先生」「先生はやめて。」 を飽きずに毎回繰り返す日々です。 さて、そうそう、随分前に記事を上げていただいて、ほんとに飛び上がるほど嬉しかったのですが、”師匠”が恥ずかしすぎて、思わずスルーしてしまっておりました。 というか、参加者さんがみな私の師匠です。 どっちでもいいか。照れてる場合じゃないしポイントはそこじゃない。 今日ご紹介するのは、とてもすてきな音楽教室をされているここぴさんがえいやっとnoteをはじめられてすぐの記事

utena.m.f音楽を描く’愛媛講座 2020.1014

utena drawing のワークショップも、東京での開催がままならず、唯一行えているのが、この愛媛の定期講座のみとなっています。ここは時々抜けるときもあるけれどだいたい一月に一度やっていて、多分4年目くらいかも。 参加者さんの、「楽しみにしてますー。」といただくラインのありがたさ、無邪気さ、に対して、私のほうは、逆に責任感をまっとうできるのかな、などどたちどまってしまって、お休みにした8月。とりあえず、9月、10月とやってみて吹っ切れた感じがします。 この愛媛でのドロ

「わかりやすさ」からこぼれおちてゆくもの

ニュースレターを配布しています。HPで希望された方、ワークに参加された方に向けて、不定期でニュースレターを書いています。普段はワークショップ案内をさくっと書いて送るくらいなのですが、今回は出だしから、6月の中止のお知らせ。 今回は、書くのに何日もかかりました。 今考えていること。 書きながらやっと考えがまとまってきたような気がします。 以下、今回はnoteにもあげることにしました。 また、過去記事なども上げていきたいと思っています。 このところ考えていることここのところ

4/30のutena music field

ひたすらピアノの日今日は、オンラインレッスンもなしで、一日ピアノを弾くという贅沢な日でした。思えば、utena drawingは私自身にとっても自分の音楽を振り返るツールになっていて、ずっと育ててくれ続けているのだけれども、その自分のピアノと向きあってその成果を自分の為に生かす、確かめる、という作業は抜け落ちたままだったのでした。いつか、と思いながら。 音がどこへ向かおうとしているのか。 指先が触れる瞬間にどんな音を選択するのか。 このモティーフはどこのどの音へむかい、

utena drawingグループワーク星岡2/19

月1回のペースで行っているグループワーク。 インプットは心地よいけれど、アウトプットとなると、うまくかなくてジレンマ、ということが、よくあります。どういうことかというと、聞こえたものを拾っていく、その時に自分を大事にする感じ、という体感がわかってくると、楽しい。でもそれを演奏にまでもっていくには、身体と知識や論理を撚り合わせながら生み出して行かなければならないわけで、生みの苦しみってやつがあります。あの心地よさはどこへいったーとなります。 今回、そのアウトプットまでの工程を

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2/16頃のutena music field