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松野町ワンダーランド&にわにわにっき

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除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。松野町は実家の在処。そしてたまに音楽室前の庭の…
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#ライフスタイル

 23’3月上旬・実家の畑

3月11〜14まで実家にて畝作り 力点も支点もない力の使い方を農作業でやってみる ピアノ弾きはつい肩のちからで鍬を振り上げる。なまじ鍛えてあるからついそこを使うのではないかと思うのだけど、これが良くない。 それに気がついて、腰を落として、下半身を使う。 (そもそもピアノ弾くなら鍬やらスコップやらを嬉し気に振り回すものではないのではないか、とは思うが) 力点も支点もない動き、を目指す。 道具の力を物質的な身体で使うのではなく、道具自体の重さや身体の振りの力を利用してやってみ

実家22'10 秋の桜

姉からラインが来て、桜がさいてる! とのことだったので、夜実家について朝起きたら早速に木のそばまでへいってみた。 タチスズメノヒエは、敷地内のあちこちに散らばっているので、穂を削ぎ取ってから抜く。とにかくこの外来の草だけは残しておけない。 去年はドラム缶に突っ込んでいっぱいになってもまだ溢れるくらいだったから、今年はそれよりはだいぶマシなよう。去年刈りとった穂は大変な量だったから、猛暑のなかビニルで覆って種を殺し、米糠を撒き、水を汲んできては湿らせ、発芽してくるのをせっせ

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11月終わりの秋庭

実家の野菜記録10/4

実家の庭とその周りはちょっと不思議空間です。知らない人が道路をあるいててうちをみつけたとして、家の向こうにある庭がこんなふうとは思わないかも。 河岸段丘の上の平野にあるので、視界を遮るものがなく、面積もまあまあ広い、なのに、周りからは見つかりにくくて、まあ、いいとこです。河岸段丘の突端には昔祠があったという茂みがあったりします。 自然の流れにわからわない植物とのつきあいが無性にやってみたくなり、一月まえから雑草を抜かずに野菜を育てる準備をしていました。 その敷地内、父が残

実家の畑

実家へ行く途中で苗をかって持っていった。昨日のこと。チマサンチュ、高菜、紫のブロッコリー、売れ残りのキャットテールは母へのお土産。ローマンカモミールはうちにもって帰る分。 夜はもう、大きな掛け布団が必要。山奥だし。 朝は霧。盆地だから霧が多いです。そういえば、この町では、お茶を盛んに栽培していた時期があったのだけれど、今年、お茶を加工する機械が壊れた、ということで、新品も買えなくてお茶の栽培の継続ができず、街中のお茶の木を抜いてしまったのだとか。近所の丘の上には抜かれ

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9/20のutenaの庭と音楽室

コロナを制する庭師

バイカウツギに潜んでいたアブラムシ今年もバイカウツギの葉っぱの中に、いくつか先がクシュクシュっと縮れたのがで始めました。 これはアブラムシがついてる証拠。毎年、手でちぎって捨てるのだけれども、アブラムシはどんどん拡散していって、かなり木を痛めてしまいます。 きょうは、なにげに葉っぱをかき分けて幹のところを見てみて、あ、そういうことだったか・・・毎年毎年、きっとそうだったのに今日はじめて気がついたのでした。 葉っぱが縮れる前に、すでに幹の方にアブラムが繁殖してたってこと。