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松野町ワンダーランド&にわにわにっき

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除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。松野町は実家の在処。そしてたまに音楽室前の庭の…
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#耕作放棄地

土と奏でる(4月上旬の実家)

Googleマップをもとに、畑の見取り図を作ってみました。 最初①の畑から始めたので、他の場所のスケール感が掴めなかったのですが、こうやってみると、わかりやすい。いや、改めて無謀な試みだ。 今年に入って、②の横畝、③の玉ねぎ畝に並行した畝と、耕運した。 ④の北の隅っこにも畝立てをしたけれど、こちらは使いもになるかどうか・・ ということで畑散策どうぞ。 ①自然農4年目 ② 野菜ができる予定の畑 葦科の小さな芽が空き地いっぱいに目一杯芽吹いてきています。 去年これで覆

土と奏でる(実家’24/4月初め)

3月30日にはまだ、桜が咲き始めたばかり、帰る頃には8分ほど咲いていました。 今年は、2月が暖かく、3月が寒い冬でした。 自然農4年目の畑 そら豆が大きく育っています。一度霜にやられたので、もう無理かなと思ってみに行ったのですが、花がたくさんついていて丈夫そうでした。 キャベツも曲がりなりにも結球しています。マノアレタスも。 種を蒔いていたニンジンが双葉を出していました。 藤くるり(大根)ほうれん草、小松菜、水菜、ミックスレタス、を蒔きました。 少し掘ってみると、ミミズの

12月雪と朝霜のワンダーランド

12月25日の朝、6時半ごろ実家の玄関を開けて、畑に降りていく。 数日前に降った雪がまだこっとりと残っていて、まだ暗がりのなかぼうっと白く広がっていました。 冬至を超えると、朝の気配がなにか違うような気がします。 野菜 敷地の手入れ 10時頃実家を出て、今日は寄り道しないで帰ってきました。 これから音楽室のレッスン。 すこし今からピアノ弾こうっと。

松野町ワンダーランド23'8/21~9/4

父が亡くなってから耕作放棄地となっていた実家。 自然の営みが見せる世界が楽しすぎて、ワンダーランド、と呼んでいます。 とはいえ、草刈りは大変。 自然農3年目の圃場すこし、答え(応え)が見えてきたような気がします。 父が最後に耕したであろう畝をそのままに始めた野菜作り。 本当に無肥料・無農薬・不耕起で野菜が育つならそのプロセスが見てみたい そして、私なんぞにできるのか、と。 植物本来の美しさって、根っこも含めて全草の姿なんやな。 それと、共存。 そういうのは耳にタコができる

ワンダーランドに猫あらわる+百合の花

除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。 隣猫のチルちゃん、ついてくる。 朝涼しいうちにと、圃場に出てると、となりのちるちゃんがいつの間にかついてきていて、近づきすぎす、離れすぎずってところで、しばらくあそんでいました。 ワンダーランドには百合の花 調べてみたら、鉄砲百合と台湾百合(高砂百合)との交配種でシンテッポウユリであるらしい。少し増えてきました。鉄砲百合に近くしっかりし

草と虫の勢いに圧倒される

除草剤や草抜き・草刈りが生きものの姿を変えていくのを目の当たりにしながら、でも、楽しく谷中のワンダーランド化している、実家の話です。 でもな、正直、今週はきついなあと思いました。 初めてかも。あまりに大変だ。無理感と無力感がよぎります。 やっときがついたかという感じですが。 いままで、能天気にハイテンションで実家の敷地を這い回ってきましたが、 自分が良かれと思って蒔いたクローバーが想像を超えて繁殖してきたり、 今年も指定外来種のタチスズメノヒエもまたたちあがってきてたり、

実家の圃場

もう、そろそろ、「耕作放棄地」じゃなく、「圃場」と呼んでも良いかな。 雑草好きがこうじての自然農 もともとは父が亡くなって、管理する人がいなくなった実家の農地。 もともと植物をそだてるのが好きだったので、 「土があったらなんか植える」性分がうずき、野菜の苗を買ってきて育て始めたのがきっかけ。 ちょうど興味が湧いていたのが、 「植物は栄養で育つのではない。」という理論。 うたがいつつ、でも、なんかいままでいろいろ植物育ててきて思い当たる節もありました。そして、月に2度ほ

松野町ワンダーランド 水の道2

東京から帰った翌々日、気になっていた実家へ。 東京へ行く前に、もうホームセンターでは、夏野菜の苗を売っていて、 里芋や生姜は買って腐葉土に寝かせてあるのでこれも早く植えたく。。。 でも残念ながら雨。ならばと、水の道を確かめにいった。 上の写真はヒタヒタに使った圃場。雨は1日よく降った。 抜いておいた水道はどれもちゃんと機能していて、 気持ちよく水が流れ落ちて行く。 でも、一体どこへ? この敷地の不思議は、この大量の水のいく先がいつも最後まで追えない、 というところ。 本来

水の脈

庭のみずみち、風みち 水や風の通らない場所は、澱む。 それは、音楽でもそう、組織でもそう。 西日本豪雨のあった年、私の住んでいる東温市は水難はまぬがれたけれども、やっぱり相当に雨が降りました。写真はそのころに庭にスコップ(大きい方)でガチガチほった水路。これ以前は庭が水浸しになっては、植物が根腐れしてしたり、植物に与えた栄養が流れてしまったり、もっと良くないのは土そのものが流れてしまうから、いつまでも土が育たないのです。それが、この手掘りの水路でずいぶん変わりました。水は

ただただ野の花のふわふわを味わう写真

実家の春の野の花たちが、2年前、去年よりうんと賑やかになってきています。 ここは、ぬかるみに白いすみれだけが健気に咲いていた場所。 去年の今頃の様子。 へびいちごやカスマソウなんかも入り込んでる。 こういうのは、どっかからとんでくるのかな、古いタネが芽吹くのかな・・

 23’3月上旬・実家の畑

3月11〜14まで実家にて畝作り 力点も支点もない力の使い方を農作業でやってみる ピアノ弾きはつい肩のちからで鍬を振り上げる。なまじ鍛えてあるからついそこを使うのではないかと思うのだけど、これが良くない。 それに気がついて、腰を落として、下半身を使う。 (そもそもピアノ弾くなら鍬やらスコップやらを嬉し気に振り回すものではないのではないか、とは思うが) 力点も支点もない動き、を目指す。 道具の力を物質的な身体で使うのではなく、道具自体の重さや身体の振りの力を利用してやってみ

1/9大霜の実家'23

実家二泊目の今朝は大霜でした。 昨日はタチスズメノヒエを抜いて、葛の根をぬいて、杉檜のところを少し手入れ。 先週商工会の電話で そろそろ帳簿みせてね〜といわれ えっと、来週には! と、、、、ということで、実家に帳簿持ち込んでの作業。 あと、記事を二つほど今週中に書かねばと思っている。 ピアノも弾きたい、 新年から、身体が三つ欲しいです。

11月犬蓼と狗尾草の野原

朝日も朧に浮かぶ朝靄の中、あたりいちめんイヌタデとエノコログサの空き地は手入れの行き届いたどんな庭より幻想的でありました。て、このままにしておくわけにもいかないんだけど。 11/13、月の夜 雨上がりの、風の強い夜。 高速道路を降りたあたりから、月が目の前に見えたり隠れたりしていました。 それを追いかけながら実家まで。 11/14、崖がわの葛をほどく 今年もかたしの花は満開。 朝一にスズメバチがやってきてうんうん唸りながら蜜を集めていました。 スズメバチも蜜、美味しい

ただただ実家の草むら

実家の草刈りに来ています。 耕作放棄地中のもと田んぼには、 猫じゃらしと、イヌタデばかり。 時々風が吹いて、草むらが揺れます。 ただただ気持ちが良いので、 おんなじよーな写真ばっかりですが こののどかな雰囲気をお届けしたいとおもいます。 今朝は霧が出ていました。だいたい、年の半分は霧が出ている気がする。 イヌタデのところに行ってみると、 ニホンミツバチがゔーゔーゔーゔーと唸って 盛んに飛び回っていました。 手元が見えなくなるまで、荒地の手入れして、今日は疲れたので もう