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松野町ワンダーランド 水の道2
東京から帰った翌々日、気になっていた実家へ。
東京へ行く前に、もうホームセンターでは、夏野菜の苗を売っていて、
里芋や生姜は買って腐葉土に寝かせてあるのでこれも早く植えたく。。。
でも残念ながら雨。ならばと、水の道を確かめにいった。
上の写真はヒタヒタに使った圃場。雨は1日よく降った。
抜いておいた水道はどれもちゃんと機能していて、
気持ちよく水が流れ落ちて行く。
![](https://assets.st-note.com/img/1683075002930-DITCcUBwQw.jpg?width=800)
耕運機で作っておいた水路
— utena music field (@utenamuse) May 3, 2023
上々! pic.twitter.com/qwpYCF92sA
でも、一体どこへ?
この敷地の不思議は、この大量の水のいく先がいつも最後まで追えない、
というところ。
本来川まで流れ出ていくはずなのに出口が見当たらないのだ。
下の林に水の道がないまま流れ込んでいて、
それがぬかるみになっているのか、と思っていて
今回こそは、と、
この雨の流れに沿って水道を掘ってみたのだけれど
![](https://assets.st-note.com/img/1683075322480-7y0Ec1FJ0o.jpg?width=800)
いつの間にか、水はついてこなくなる。
ここで、みずが切れる。
![](https://assets.st-note.com/img/1683075398400-191zZPWait.jpg?width=800)
なんと水道は地中に潜っていってしまってる。
雨水が地下に吸い込まれていく場所。
— utena music field (@utenamuse) May 3, 2023
ここから伏流水になって、川に流れ込んでるんだろうと思われる。畑の水路はここで途絶える。 pic.twitter.com/QltutYatTE
そういえば、ここ。
昔ちいさな祠があって、石神さま、と呼ばれていたらしいという
その場所からすぐの穴のような場所。
河岸段丘で川からは盛り上がっている。
土地の下は石が堆積していて、濾過されていってるのかもしれない。
だとしたら、自然の摂理に任せておこう。
圃場の大量の水がここへ吸い込まれていってるのは不思議。
したの林を後にして、再び、圃場へ。
圃場に穴を開けると水が抜ける、という動画をみて、
また、大地の再生の矢野さんの動画でも言っていた
穴。
クリクリとネジのように回す道具で、
二つ赤土のところまで、穴をほり、
炭と木切れを差して、おいたところ。
水が澱みなくながれこんでいるのには
驚いた。正直おまじないかなあ?(笑)と思っていて、
穴を開けた本人が半信半疑だったけれど、ちゃんと役に立ってる。
排水の悪い元水田に穴を開けて、炭と枝を入れておいたところ。
— utena music field (@utenamuse) May 3, 2023
雨水が吸い込まれていく。
このあと、一年中ぬかるんでいたこの辺りの水が程よくぬけていて、驚き。 pic.twitter.com/zQypb9rkSg
きつい粘土質の層の下は、きっと、水がサラサラ流れる
層になっているのだ。
一番上の土地がまだうまく抜けていなかったので、
ここにも水の道を。
![](https://assets.st-note.com/img/1683075536479-fn9xgbqX4j.jpg?width=800)
ここはいつか鶏小屋を建てたい、と姉妹は考えている。
これで、鶏も暮らしやすくなるな。
流れ始めた水をいつまでも眺めていた。
よく日
午前中はまだ小雨が残っていたけれど
昼から雨が止んで、さらに翌日には良いお天気。
土地は程よく水が抜けていて、
耕すこともできそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1683075575103-kMAvPp1XNr.jpg?width=800)
一年中ぬかるんでいたところも綺麗に抜けている。
土管で堰き止めらて水がたまっているところには
小さな貝類(一体どこに潜んでいたのか・・)と
ヒロハラトンボがいて。
カエルはあまりまだ見かけない。この前はいたのに。
この畑の上に一つだけ隣の敷地があって、ビニールハウスがある。
そこに時々撒かれる除草剤が飛び散ってきてしまうのがちょっと気になる。
その際1メートルは散布したものがかかってしまうし、水にも入り込んでいる。
けど、まだまだお遊びにしか見えないだろう私たちが
農家さんにお願いもしづらい。母も大変お世話になっている。
いつか、ここに蛍を呼び込めないかものかと考えている。
もうすこし、形になるのを待とう。
この前の出来事はこちら
愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!