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コロナ禍後初の五月祭出店

今回は、4年振りの開催となった今年(2023年度)の五月祭での出店の内容についてご紹介したいと思います。


出店でやることの紹介

珈琲同好会の出店で我々が具体的にどのようなことをしているのかご存知でない方がほとんどだと思いますので、ここで軽くご紹介させていただきます。

まずは、学祭で使う豆の選定をします。そして、その豆に応じた淹れ方、すなわちレシピを考えます。レシピが完成すると、学祭参加メンバー全員でそのレシピでドリップする練習をします。

当日、コーヒーを淹れるのにも

  1. 豆を挽く

  2. 引いた粉を計量してドリップできるようにセッティングする

  3. ドリップに使うお湯を用意する(レシピではドリップするお湯の温度まで指定されているため、お湯の温度調整をしなければならず大変です(汗))

  4. レシピに従ってコーヒーを淹れる

というように多くの段階を踏む必要があり、それぞれの段階に対して担当者を振り分けてシフトを組んだりしています。

提供メニュー


当日提供したメニュー

今回は新たな挑戦としてホットだけでなくアイスも提供しました。豆はケニアの浅煎り、ブラジルの深煎りの2種類を用意しました。浅煎りの豆はいつもお世話になっているGlitchさんに、深煎りの豆はこちらもいつもお世話になっているOBSCURAさんに提供していただきました。OBSCURAさんについては以前紹介記事を書かせていただいているのでそちらも併せて読んでいただくと嬉しいです。

メニューと値段設定は以下の内容で提供させていただきました。

  • 浅煎り(ケニア):HOT 400円 / ICE 500円

  • 深煎り(ブラジル):HOT 400円 / ICE 500円

実際に使用した豆についても画像付きで紹介しておきます。

浅煎り ケニヤ

この浅煎りの豆は、旬の葡萄のようなジューシーさ、熟れたプチトマトのような甘さと酸味、中国茶を彷彿とさせる爽やかさが特徴となっております。

深煎り ブラジル(一番左)

この深煎りの豆は、キャラメルやローストアーモンドを彷彿とさせるクリアな苦味、にんじんのグラッセのような優しい香味が特徴となっております。

売上の内容〜浅煎りが大人気〜

スーパーや大手コーヒーチェーンで提供されているコーヒーのほとんどは深煎りの豆が使用されているため、学祭に来られる一般の方々の多くがイメージするコーヒーは深煎りであることが多いです。そのため、過去の出店では深煎りの方が浅煎りに比べて多く売れる傾向にあったのですが、今回の五月祭では浅煎りの方が圧倒的に人気となっていました。今回用意した浅煎りの豆は、浅煎りの中でも珍しい種類のものだったからかもしれません。
1日の出店でしたが、想像以上に浅煎りが売れたため、途中で豆を買い足すことになりました(汗)

今回の出店の課題点と反省

今回はスペースの都合もあり、バリスタ(コーヒーを淹れる人)が4人体制で、臨んだため注文のスピードに提供が追いつかなくなりました。その結果、注文から提供までお客さんにかなりの時間お待ちいただくことになってしまいました。

ドリップの様子

次の出店に向けて

次回の出店では、より豆の種類を増やしてお客さんにさまざまな豆のコーヒーを楽しんでいただけるようにしたいと考えています。また、提供プロセスをより効率化して、できるだけ注文から提供までの待ち時間を短くする努力をしていきたいと考えています。今後も出店の機会があればぜひお越しください。


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