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純粋な恋歌「Like the movies feat.くれは」


"映画のワンシーンのような恋を"

そんなテーマで制作をスタートさせた楽曲
「Like the movies」。

このテーマになったのは理由がある。


バンドとして、いや人生初の挑戦として、

「女性Vo.のフィーチャリング楽曲を創りたい!」

という想いがあったからだ。この好奇心から、


「それならば恋を歌おう、それも純粋な!」


となり、今に至っている。

仕上がりにはとても満足している。大切な曲だ。


1st Album「𝘙𝘦𝘷𝘦𝘳𝘴𝘦 𝘉𝘭𝘶𝘦」の8曲目に収録されているが、実は2023年5月3日時点でSingleが公開されており、なんならMVも出している楽曲だ。


2曲目に収録されている「brilliance」の記事では、「brilliance」が始まりという表現をしたが、楽曲の完成は「Like the movies」のほうが断然早い。


とまぁ、アルバムの中で最古参の楽曲ということになる。


脱線してしまったが、

フィーチャリングの女性Vo.は「くれは」さん※に参加してもらい「Like the movies feat.くれは」となった。

※当時"Elresphy"のVo.を担当、現在は"moila"のVo.として活動中(めちゃくちゃ良いので聴いてみて)


初めてイベントで一緒になった際に、一発で歌声に惚れ、オファーした。

即快諾してくれて、REC→MV撮影とトントン拍子で作品が出来上がり、本当に楽しく制作させてもらった。改めて感謝したい。ありがとう。


くれはさんが自らの活動下で歌う楽曲は、どちらかというとダークで妖艶でミステリアスなものが多い。

ただこの「Like the movies feat.くれは」では、普段のくれはさんとは違う、くれはさんを届けられたんじゃないかなと思っている。



この手の楽曲で真っ先に思い浮かぶ女性ボーカル像は、おそらく高音域が特徴の人だろう。

自分も最初はそのイメージを抱いたが、
あえてくれはさんタイプの歌声であることで、

楽曲に大人視点からでも聴ける深みが生まれ、
自分の好きな音楽に成ったと思っている。


くれはさんも、この楽曲を目覚ましにするほど気に入ってくれているみたい。笑

うれしいね。

CLOVERS HIGHのメンバー以外で、一緒に楽曲をカタチにして、それがお互いの大切になる感覚は初めてで、やってよかったと心から思う。

すごく素敵な感情を知れた。


ちなみに、SingleとAlbumではMixを変えている。

Album Mixでは、アルバムの世界観に合わせてチューニングしてもらったので、聴き比べて楽しんでみてほしい。



この楽曲で目指したのは、聴いた人がこの物語の情景を思い浮かべることが出来ることだ。

MVは制作したが、ストーリーはひとつじゃない。

聴いてくれた人が、どんな容姿、どんな声、どんな性格のキャラクターをイメージしてもいい。

あなた自身で行間を埋めて、楽しんでもらえれば幸いだ。


楽曲の中で全てを記すことはできないし、
するべきではないと思っている。

ジルマの楽曲は抽象度が高くなりがちだが、この行間を埋めることに心地よさを覚えているのかもしれない。


あなたが自由に思い描く、

"映画のワンシーンのような恋を"


𝘊𝘓𝘖𝘝𝘌𝘙𝘚 𝘏𝘐𝘎𝘏

※本記事のアイキャッチ撮影は茉里奈さん

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