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生まれ変わるための一歩目となった「brilliance」


2024年7月20日に11曲入りの1st Album「𝘙𝘦𝘷𝘦𝘳𝘴𝘦 𝘉𝘭𝘶𝘦」をリリースした。

その中でも最初に完成したのが、この「brilliance」だった気がする。


この時の俺はとにかく生まれ変わりたかった。

自分という存在の中心で「やりたい!」と叫んでいる何かを"輝き"と称して、曲を創っていた。

そして、それがそのまま「brilliance」という曲名になった。

とにかく"輝き"という言葉を軸に置いて、曲作りをした。

だから、他のアルバム曲でこの言葉が使われていたら、おそらく同時期に出来た曲であろう。


この曲に「brilliance」と名付けていなかったら、アルバム名は「𝘣𝘳𝘪𝘭𝘭𝘪𝘢𝘯𝘤𝘦」や「𝘉𝘳𝘪𝘭𝘭𝘪𝘢𝘯𝘤𝘦 𝘉𝘭𝘶𝘦」というものになっていた可能性が高い。

それほど当初、重要視していたテーマだった。


この「brilliance」では、変わるための一つの挑戦として英詞を多用し、サビにいたってはすべて英詞である。

英詞でしか出せないメロディー感を求めていたし、日本語で表現するとどこかニュアンスが違ってしまうような気がしていた。


とにかく自分の中にある「悔しい」や「負けたくない」「変わりたい」のような、渇望の想いを引っ張り出して曲にぶつけていたような気がする。



なんと今履歴を振り返ってみたら、2022年の10月には全パートを入れた仮Demo音源が作られているではないか。

そう考えるとおよそ2年ほど温められていたことになる。

アルバム制作!と銘打って創り始めたわけではなかったが、結果的にはこの曲から「𝘙𝘦𝘷𝘦𝘳𝘴𝘦 𝘉𝘭𝘶𝘦」が始まっていたのかもしれない。



1曲の長さとしては少し短めの、この2:22に詰まった"輝き"への渇望。

もし「短い」「物足りない」と感じたなら、この先の物語はあなたの人生で埋めてほしい。

この曲はキッカケにしか過ぎない。



爽やかに未来に向かって飛んでいくような曲ではないが、重心低く確実な一歩を踏み締めるように進んでいく。

葛藤しながら、もがき進んでいく人間の歩みは実際こういうものだ。



他のアルバム曲と比べてみると、特に自分のために作った曲感が強いが、

もしあなたが「今の自分を変えたい…!」と想うときに背中を押してくれるかもしれない。


俺も迷ったときはこの曲を聴いて、当時を思い出し、また違った変化を起こそうと思う。



Now is the moment to change.


𝘊𝘓𝘖𝘝𝘌𝘙𝘚 𝘏𝘐𝘎𝘏

※本記事アイキャッチ撮影:上石千聖さん

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