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水のやさしさに気づく

 寒さゆるむ日が続いています。明日から、お休みですがお天気が良くて気温も上がりそうです。戸外で過ごすのが楽しそうですね。紫外線や花粉には気をつけなければなりませんが、冬の寒さを思うと気持ちもゆるみそうです。

 そう、寒さがゆるむ日が増えました。水の冷たさに変化が訪れています。冷たいことに変わりはなくても、池に氷が張っていない日もあれば、霜の存在に気づかない日もあります。

 水温む(みずぬるむ)という言葉があります。春になってあたたかさが増し、水もまたあたたかさを取り戻し始めます。氷が張ってもいませんし、水面に緑の植物が増え始めました。

 水中の魚も、水面を泳ぐ水鳥も、水辺で暮らす虫たちも勢いを取り戻すでしょう。

 指先がじんじんとしびれるような冬の水。生き物の活動を閉じ込めるかのような分厚い氷。吐いたそばから落ちてきそうな白い息。

 そろそろ過去のものとなりそうです。

 2週間天気予報を見てみると、3月20日当たりに、また気温が下がりそうです。雨が降る上に、雪の予報もたっています。

 それでも、その先は、春が続いていくようです。



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