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ふと浮かんだ言葉を残していきます。
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記事一覧

【詩】深く踏み込む

森の奥深くに踏み入ってみたい 木漏れ日もないような 深く暗い森の奥へ ひとの声など届かない…

天鳥そら
13日前
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【詩】星の向こうにいるあなたに会いに行こう

天の川をわたっていこう 汽車に乗って? 小舟に乗って? 遊覧船に乗って? 星々の上をわたっ…

天鳥そら
2週間前
15

【詩】雨の中に

今日は雨 明日も雨 週末も雨らしい 梅雨だから わかっていても ふくれっつら てるてる坊主は…

天鳥そら
4週間前
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【詩】いつもと同じ道を行くかいつもと違う道を行くか

いつもと同じ道を行く いつもと同じバスに乗る いつもと同じ料金を払う いつもと同じ 同じは…

天鳥そら
1か月前
16

【詩】嵐

遠くへいけると思った 遠くまでいけると思った 水平線の向こうに大きな雲 その雲の下までいき…

天鳥そら
1か月前
15

【詩】天に掲げる願い

ずっとここにいた ずっとここに立っていた あなたが生まれる前からずっと だけど私はあなたを…

天鳥そら
2か月前
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【詩】ずっと気になっていたことをやってみる

ずっと気になっていたことをやってみる。 あれをやってみよう、これをやってみよう。 でも、今はいいや。また今度でいいや。 今すぐに必要なわけじゃなく、やらなきゃいけないことでもない。 なのに、ずっと心に引っかかって、頭の片隅から離れなくて、ぼんやりと置き去りにしたままのこと。 そのまま置き去りにしてもかまわないようなこと。 それが、なんでだろう。 なんだかきらめいて思わず手に取ってしまう。 ちょっとだけ、やってみようかな。 ちょっとだけ、調べてみようかな。

【詩】やさしいヴェール

真夜中にもかまわず外に出る 空には大きな満月と 砂粒を散らしたような星 通りかかる雲はまる…

天鳥そら
2か月前
25

【詩】幸福を運ぼう

幸福が呼ぶ 幸福に呼ばれる 緑の野々原が待っている 三つ葉の中に隠れてる 幸福の名前は四つ…

天鳥そら
2か月前
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【詩】泉は渇く人を誘う

のどが渇く 心が渇く 何かが渇く どうぞお立ち寄りください ここではすべてが癒される ここ…

天鳥そら
2か月前
15

【詩】青嵐の気まぐれ

吹き抜ける 吹き荒れる 青葉を渡って 揺らして 散らして 緑を駆けてゆく 青葉をわたって 緑…

天鳥そら
2か月前
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【詩】初夏の誘惑

ちらちら踊る 光と影を歩いていこう 青葉がこする 音を聴いて歩いていこう 緑を吹き抜ける …

天鳥そら
2か月前
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【詩】初夏の風

春風を追い抜いて どんどん田畑を渡っていこう 竹林の間を通り抜け 川面をすべるように走り …

天鳥そら
2か月前
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【詩】ゆらゆらチューリップ

あかしろきいろチューリップ おれんじむらさきチューリップ ぴんくみどりくろチューリップ どのいろえらぼう ゆっくりできるいろはどれだろう やすらぐいろはどれだろう ゆらゆらかぜにゆれている チューリップがゆれている いまだけのゆりかご ひとつだけえらんだら チューリップのなかでゆうらゆら ほっとひといきついてみよう ゆうらゆら ゆうらゆら ゆうらゆら ちょうちょがとんでくる チューリップのなかをのぞきこむ ぐっすりねむるあなたをみつける くすりとわらう ふわりとゆ