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2020年10月に読んだ本まとめ

読書メーターに読んだ本を記録しているのですが、これを月ごとにまとめて出力できる機能があるようです。
せっかくなので出力してみました。

文体は読んだ後の気分で変わっているので、バラバラです……笑

2020年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4429ページ
ナイス数:70ナイス

https://bookmeter.com/users/1120319/summary/monthly

■幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら 疎遠だった幼馴染が怖い (ファンタジア文庫)

あれ?これで終わり?となってしまった。新しい男キャラの登場を匂わせて、次巻に引っ張る感じでしょうか。ドラマが欲しい人には向かないかもだけど、まったり安心して読める作品かなと。
読了日:10月01日 著者:すかいふぁーむ
https://bookmeter.com/books/16293250

■転生ごときで逃げられるとでも、兄さん? (MF文庫J)

これは超強烈ヤンデレ妹ヒロイン(なのか……?)。ここまで来るともう「敵」ですよね笑 ベースは異世界転生ものですが、精霊術などのこの世界独自の設定が光ります。戦闘シーンもしっかりと工夫して挑んでおり良い。一つ物足りないのは、やはり妹の存在。後半は登場しないため、あの鮮烈なインパクトを早く味わわせてくれ~~ってなっちゃいます。
読了日:10月03日 著者:紙城 境介
https://bookmeter.com/books/15350087

■あなたのことならなんでも知ってる私が彼女になるべきだよね (ファミ通文庫)

面白かった!!今月読んだ中で一番良かったです。ヒロインが他に類を見ない性格、というか技術系ストーカー。主人公をスマホやスマートウォッチで検索結果や心拍なんかを監視しています。が、彼女も一応悪いことをしているという認識があるようですがやめられない!そんな彼女の独白がとてもとても面白く、独白シーンが出てくる度に大喜びして読んでいました。物語の締めも文句なし。もうひとりのヒロインも魅力的で、納得感がありました。
読了日:10月04日 著者:藍月 要
https://bookmeter.com/books/16254758

■竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)

バトル要素のないファンタジーもの。ライトノベルというよりまるで学校の図書館に置いてあるファンタジー小説というのが第一印象。少し懐かしさを覚えながらページを進めると、随所に散りばめられた舞台背景がなかなか良い雰囲気を醸し出している。杖職人見習いの主人公と客のヒロインは全然恋愛関係とかじゃなく、普通に仕事を通した間柄ではあるが、徐々に信頼関係が芽生えているのも描写がうまいなと感じた。終盤も意外性を残したまま納得感のある展開で、気持ちの良い読書体験となった。
読了日:10月05日 著者:筑紫一明
https://bookmeter.com/books/14883914

■いつか僕らが消えても、この物語が先輩の本棚にあったなら (MF文庫J)

ライトノベル作家になるために走り続ける、二人の少年の熱い物語。若くして自分の信じる道を突き進む主人公らは立派だ。輝いて見える。まるで一本の映画を見たかのような良い読後感でした。展開が急ぐ印象はあったけど、小気味よいテンポで読み進められました。
読了日:10月07日 著者:永菜 葉一
https://bookmeter.com/books/16244450

■竜と祭礼2 ―伝承する魔女― (GA文庫)

杖壁の謎を解きに魔女を探す物語。1巻の空気はそのままに、新たな冒険へと向かいます。意外な所で、あるいは必然なのか、主人公の重要な背景についても語られ、思わず息を飲みました。3巻も出てるようなので、展開が気になります。ヒロイン帰っちゃったけど。
読了日:10月08日 著者:筑紫一明
https://bookmeter.com/books/15642113

■恋愛する気がないので、隣の席の女友達と付き合うことにした。 (ファンタジア文庫)

ヒロインの掴みどころのない感じ、良い意味でテンプレから外れた印象が刺さりました。香川県の小さな島(ずっと小豆島を想像して読んでいました、オリーブとか書いてあるし……)に越してきた主人公は、ヒロインの告白避けの目的で交際させられる話で、二人の空気感が良かったです。きれいに伏線回収は済んでいないのか、それとも続刊があるのか。いずれにせよ気になります。
読了日:10月09日 著者:岬 かつみ
https://bookmeter.com/books/16292759

■春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

古典部の新刊でないかな、という思いで読み始めた一冊。雰囲気の似た箇所もありますが、別ベクトルで個性的な主人公たちにすっかりハマってしまいました。小さな謎が積み重なって少し大きな事件が起きます。まさに日常の中の非日常という感じがして、こういう雰囲気好きだなと。果たして主人公二人の過去の業とはなんなのでしょう……。
読了日:10月10日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/580070

■夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)

2巻目となる今巻では変わらない日常の空気感の中に、気が付かない程度に少しずつ違和感が差し込まれて物語が進んでいきます。終盤ある人物の異常性にドキリとさせられますが、これくらいじゃないと変わろうなんてしないだろうというある種の納得感がありました。続きが出ているので良いですが、ここで(今巻で)お預け食らっていたら気が気でないだろうなと笑
読了日:10月13日 著者:米澤 穂信
https://bookmeter.com/books/580072

■あまのじゃくな氷室さん 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた (MF文庫J)

再読。ここまで強烈なツンとデレが味わえる作品、なかなかないのでは?ある日を境に、主人公は思いを寄せるヒロインの本心がわかるようになるのですが、温度差がすっごい。めちゃくちゃ皮肉と毒舌を吐かれている一方で彼女の本心はデレデレも良いところ。字面のインパクトで風邪をひきそうでずっと笑っていました。飽きずに楽しめます。
読了日:10月14日 著者:広ノ祥人
https://bookmeter.com/books/12484544

■あまのじゃくな氷室さん2 好感度100%から始める毒舌女子の落としかた (MF文庫J)

再読。今巻は新キャラの相沢波瑠が場をかき乱します。氷室さんのヤキモチの焼き方がまた良くってもう。相変わらず強ツンデレのヒロインだけど、主人公の打たれ強さもなかなかで、素直に応援したくなります。
読了日:10月15日 著者:広ノ祥人
https://bookmeter.com/books/12733312

■ロクでなし魔術講師と追想日誌7 (ファンタジア文庫)

まず最後の書き下ろしについて、こういうのが読みたかったんだ、自分は!となりました。特務分室のメンバーが協力してなにかを成し遂げるなんて、残念ながら金輪際ありえませんが、そこがまさに夢の舞台でした。キャラ全員好きなのにな惜しいな……。あとの短編で良かったのはグレンが重婚してその娘たちとヒロインが争う話と、イヴとグレンがこっそりバイトに勤しむ話ですね。イヴ派でなかったのですがこうグラっときました笑
読了日:10月18日 著者:羊太郎
https://bookmeter.com/books/16649795

■お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 (GA文庫)

再読。お隣の美少女に夕飯作ってもらいたい思いが一層強くなりました。主人公が結構等身大と言うか、真昼との接し方に中高生らしく悩んでいるのが可愛いかもしれません。真昼視点で物語が語られることはないですが、二人の距離は間違いなく縮まっています。
読了日:10月21日 著者:佐伯さん
https://bookmeter.com/books/13704456

■お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件2 (GA文庫)

再読ではないですが、Web版を読んでいましたので、大筋は分かっていました。周と真昼の物語は確実に家族がキーワードになってくると思うのですがどうでしょう。とりあえず美少女と年越ししたい思いが強くなりました。真昼の方も心境が徐々に変わってきているようで、言葉の節々に確実な甘さが見られるように。素直に可愛い……。
読了日:10月24日 著者:佐伯さん
https://bookmeter.com/books/15444279

■継母の連れ子が元カノだった5 あなたはこの世にただ一人 (角川スニーカー文庫)

結女さん~~あんたってやつは……(ブツブツ)前巻は大変良かったが、今巻も良かった!1巻からすると登場人物の関係は少しずつも確実に変化しており、今巻では水斗と東頭が一つの決着をつける……かもしれない巻でした。このシリーズ最初は変人しか出てこない印象が正直ありましたが、ここまで描写されると共感せざるをえません。続きも気になります。
読了日:10月25日 著者:紙城 境介
https://bookmeter.com/books/16445651

■東方Project人妖名鑑 常世編

鬼形獣キャラが載ってる!!ということで個人的に大満足。画集+設定+ZUN氏・イラストレーターコメントを楽しむ一冊。庭渡久侘歌は可愛すぎ、驪駒早鬼は格好良すぎ、牛崎潤美は胸の話しされすぎ……といった感想です。他にもゲーム外のキャラの珍しい話もあって、本自体は決して厚くないですがかなり楽しめました。あと水炊き先生の名前がなかったから未宵ちゃんが出てくると思わずびっくりしました。
読了日:10月28日 著者:ZUN
https://bookmeter.com/books/16601365


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2020年11月分はこちら


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