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神様と産学連携?金運財布を学生たちとデザインしました!

京都芸術大学・情報デザイン学科で企画力を鍛える授業、2020年度の全15回が終わりました。

未曾有のコロナ禍における学びの現場。最初は「どうなるんだ」と不安しかありませんでしたが、ZOOM等もうまく取り入れて、なんとか無事に完遂できました。渡辺学科長、福井崇人先生、そして研究室スタッフのみなさま大変お疲れさまでした。

社会性と芸術性をテーマにそれぞれ経営をしている私としては、この大学で教える経験は、毎回とても有意義な時間です。

今回はレギュラーの授業とは別軸で、『金運財布を商品開発する』といういままでにない産学連携プロジェクトもお手伝いできました。

日本を代表するソーシャルビジネス企業である”マザーハウス”のウォレットに、京都を代表する金運神社である”金札宮”の御利益を封じ込め、おなじく京都発祥の大丸百貨店で大々的に販売する。まさに、神様たちとの産学連携でした。

※詳細は、こちらのリリース記事をご覧ください。

今期も、「教える」ことで、「教えてもらう」ことが多くありました。じぶんの息子や娘の世代である学生たちとの触れ合いは、やはり、新鮮です。彼らは思った以上に子供っぽくて、でも、ときどき大人をハッとさせる”発言”や”アクション”を投げ返してくれます。

「うちらは未来が不安で不安でしかたないんです、、、」

という、ふだんは能天気で天真爛漫な印象の、ある女子学生の言葉がチクッと胸に刺さりました。

若い感性は、やわらかいぶん、傷つきやすく、だからこそクリエイティブ。それを、みまもって、のばしてあげるのが「教育の本質」かもしれません。

私のようなアルバイト的な教員が言うのは大変おこがましいですが、国の根幹を支えるのは教育ではないかと改めて感じた一年でもありました。

次代を担う若者たちに、どうぞクリエイティブの神様の御利益がありますように。

※ネットニュースにもなりました


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