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自適に生きたい繊細リーマン

こんにちは。繊細リーマンゆうたろうです。

このnoteは適応障害で休職と転職を繰り返す繊細サラリーマンの体験談を、一方的にあなたの脳内に語りかけていく記事です。

今回は今年一年を振り返って、唯々私の話を晒していきたいと思います。

適応障害になって「適応」を考えるようになった

私は適応障害の発症で休職を3回、転職も3回繰り返してしまいました。

適応障害とは、ある特定の状況や出来事(転勤、配転、新しい人間関係など)が、その人にとっての主観的な苦悩(とてもつらく耐えがたく感じ)を生み、そのために気分や行動面に症状が現れるもの

https://ikezawa-clinic.net/info_tekiou.html

適応できないと主観的に感じて、心身に不調が出てしまう「適応障害」。

この「適応」って何だろう。

適応とは、生物のもつ形態、生理、行動などの諸性質が、その環境のもとで生活していくのに都合よくできていること、または、そのような状態に変化していく過程をいう。

コトバンク

状況、環境に都合よく変化することが「適応」。

まず分かったことは、私にはどうしても適応できない環境があったということ。

適応できない自分に気づいてあげられた 

散々自分を追い込んで、責めて、逃げて、どん底を過ごして、やっと自分というものを学べた気がします。 

・私は、置かれた場所で咲くべき 
・私は、会社で出世すべき 
・私は、まわりに合わせるべき
 

適応障害発症前の私の思考

 昔の私のこれらの考えを、180度変えてくれた適応障害。よかった。 

人生って自分の思う通りに決めていいし、生きていいんですね。 

合わない場所って存在するし、そんな場所で出世すると余計に苦しい。 

他人の価値観にひたすら合わせていても、 成長にも学びにも、そしてその人のためにも何にもならないと気が付いた。 

努力や我慢の先には、感情が消えた自分や、そんな男と一緒に居なければならない不幸な家族しかイメージできなかった。 

自分に適すると書いて「自適」 

自適に生きていたい。ここ一ヶ月くらい、そう思うようになってきました。

 自適とは、心のおもむくままにのびのびと楽しむこと。

コトバンク

自適というと「悠々自適」で老後の生活をイメージしますけど、 私は単に自分に適した状態を表す言葉だと解釈しています。 

適応障害発症するまでは考えたこともなく、とにかく次のような考えで仕事を続けていました。

  • 長く務めた職種だから頑張る

  • 好きな会社、好きな商品だから頑張る

  • 間違いなく出世コースだから頑張る

この考えは3回目の適応障害診断と、休職、転職を経てやっと変えることが出来たように思います。

今は次のような考えに変わりました。

  • もうこれ以上続けられない職種だよ

  • 大きな理念や使命感より自分に合うかどうかだよ

  • 苦手な仕事で責任が増えると地獄だよ

これが良い変化だったかは、これからの私の過ごし方で解釈が決まります。

でも、だから、自適を徹底的に意識して、生きてみます。

自分に適した状態だから、のびのびと、楽しめる。 

・この場所で咲き誇りたい
・権限を持ってもっと活躍したい
・色んな価値観を許容したい
 

自適の先にある、ありたい自分像

 こう思える自適な生活を私は今、目指しています。 

笑顔で過ごしていたいし、家族との時間を大切にしたい。 

人を助けられる余裕を持ち続けたい。

そのためには徹底的に「自適」な状態を維持したいと思っています。 

自分を観察し、気づくための1年でした 

・私は変化に弱く現状維持したがる 
・私は思い込みが激しく、考えすぎる 
・私は他人の感情に影響を受けすぎる 
・私は社会で人間関係を築くのが下手だ 
・私は自分中心でわがままだ
 

私が克服できそうにないこと

もっとありますが、私はこの弱さを持っていることを自覚して、オープンにしていこうと思っています。

気付いているからこそ、対処できます。

オープンにするからこそ、教えて貰えたり、助けても貰えるかも知れません。

社会に出て働くって、どんな人間との関係が発生するのか、正直ギャンブルですよね。

自分とあまりにも価値観がかけ離れている人から、怒声・叱責・無視を受けると、どうしても私は生活の中から笑顔が消え、萎縮し、他人に不寛容になってしまいます。

 だからこそ、オープンにしていこうと思う。

私は弱く、愚かで、何も知らない。

怖がりで、すぐ不安になるし、怠け者。

知ってもらって、それで堂々としていよう。

外の環境で自適かが決まるのではない

環境にあわせられなくて発症した適応障害。

でも自適を意識していれば、外の環境なんて関係ない。かも知れない。今はそんな気がしています。

笑っていればいいし、出来ないことには出来ないと言えればいい。

異なる価値観の押し付けに出会ったら、「そうですね、そういう考えもありますね。でも私は違います。」とオープンに出来ていればいい。

自分を殺して働いた先には、他人とって都合の良い私しかいなくなる。

私の幸せは私が決める。

一度病気になった私は、きっともう「元の私」に戻ることはできない。

でも、それが本当の自分なんだってわかった。

気付くのが遅くなってごめん。

来年からは、この気付いてあげられた自分に寄り添って、とことん自適に生きていこうと思う。

2022年も、どうぞよろしくお願いします。


以上、最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

これを読んでいただいたあなたを、前向きとまではいかなくても、横向きくらいにはしたい。

繊細リーマンのゆうたろうでした。

ではまた!

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