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半端ものからの脱却

昨日、久しぶりにnoteを再開し、毎日投稿を決意した。

理由があった。
それは、ひそかにお慕いしているゆぴさん(いしかわ ゆきさん)だった。

私は彼女の著書、『書く習慣』を読んでからゆぴさんのファンになった。

ゆぴさんの文章はとても読みやすく、そして温かみを感じるものだった。心が動くのを感じ、「あ、この人みたいなライターになりたい」と素直に思った。

私もアニメや漫画が好きなオタクで、過去には声優を目指していた時期もあった。今は諦めたけれど。今声優とライターとして活動してるゆぴさんを、そのことも含めて尊敬している。

そんなゆぴさんみたいになるにはどうしたらいいのか。

思い浮かんだのが、「守破離(しゅはり)の法則」だった。

◆「守破離の法則」とは・・・

「守」⇒ 学んだことを忠実に守り、基本を身につける段階
「破」⇒ 「守」で身につけた型をベースとし、自分なりのやり方を探す段階
「離」⇒ 教えから一旦離れ、自分だけの個性を生み出す段階

つまり、しっかり基礎を学んだらその型を破り、最終的には自分だけの個性を確立させるという、一連の流れのこと。

ゆぴさんの「これいいな」と思うものを真似してみる。そして、真似して「いい!」と思えばそれを続けて、「私には合ってない」と思ったら止めればいい。そうすれば、きっと自分だけの型が作られるはず。

ゆぴさんが「人生が変わった!」と言った本は今読んでみているし、彼女が気に入っているという手帳も買ってみた。しかし、唯一試さなかったことがある。それが、「note毎日投稿」だった。

試すことは新しい発見を得られるということ。だから好きだけれど、継続は苦手だ。だって、基本すぐに劇的な変化が現れるわけではないから。今まで何度続けられない自分に嫌気が差したことか。けれど、「人には向き不向きがあるんだし、私は続けることができない人種なんだろう」と思って諦めることにした。

けれど、ゆぴさんの本を久しぶりに再読して気づいた。ある程度の継続は必要だと。自分にとってどうでもいいものなら、そのまま放って置いてもいいかもしれない。しかし、自分が「これに懸けたい」と思うものに関係のあるものなら、少しの無理も必要ではないだろうか、と。

ライターは、私にとってその1つだった。

私は、いろんなものに夢をみてばかりだった。声優。歌手。小説家。どれも一朝一夕で叶うものではない。今のままでは、私はただの半端もの。半端ものから脱却するには、自分の欲望を叶えるほかない。叶えられたら、きっとほんの少しは、勇気が出ると思うから。

そうしたらきっと、少しは自分のことを好きになれる。
自分を愛してあげたい。そう思うから、私はちょっと、だけど無理をしても苦にならないことを、無理することにしたのだ。

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