見出し画像

神様からの贈り物「gift」という言葉に込められた意味。人生の豊かさを創造する才能。

英語にgiftという言葉があります。giftには、才能という意味も含まれているそうです。神様からの贈り物なんですね。日本にも「天賦の才」なんて言葉がありますが、まさにそれです。

giftには才能という意味が含まれているんだと知ったとき、才能とは、きっと何か目的があって贈られたものなんだろうなぁと直感しました。では何の目的かというと、私は、人生を豊かにするためではないかと思うのです。

贈り物をしたときのことを思い出してください。自分が贈ったものを相手が使ってくれているのを見ると嬉しいですよね。「それ使ってくれているんだ!」と喜びさえも感じます。贈り物をすると、自分も相手も嬉しさ・喜びという感情で満たされます。つまり、人生が豊かになるんですね。

さらに言うと、贈ったほうは、受け取ってもらえたことで自分の存在を肯定された気持ちになります。受け取ったほうも「ああ、自分のことを想ってくれていたんだなぁ」と、同じく存在の肯定を感じます。存在が肯定されたと感じると、人間は、相手との繋がりの確認をすることができます。これってすごい幸せ。だって、繋がりの確認って、幸福度の高さに繋がりますから!

幸せな気持ちが増えれば、人生は豊かになります。だから、才能というgiftを受け取った私たちは、それを使うことで、幸せになれるはず。

私は思うんです。才能って、使うことで輝くのだとしたら、動詞となり得るわけだから、「であること」ではなく「すること」なんだろうなぁと。歌手である、エンジニアである、販売員である、マネージャーである、というふうに「何かである」というよりも、その何かを通してすることで輝いて、自分も相手も幸せにしていくんだろうなって。

例えば、歌うことで心が折れた人を勇気づけたり、モノを作ることで生活を便利にしたり。マネジメントすることで、パフォーマンスを発揮しやすい職場になって、スタッフのやる気がみなぎって、売り上げも伸びて、働く喜びも得られることは、マネージャーという役職に昇進することよりも、きっと、もっと中身が詰まった具体的で現実味のある幸福を実現することができると思うのです。

何かになること(であること)で満たされるより、その「何か」を通してすることで満たされるほうが、他者との関係性のなかで創造される分、幸せの定義に近いのかなぁと私は思いました。

何かになる幸せは、敵味方に分かれやすく、またその「何か」をすり減らさないようしがみついて保身に走りがちで、しんどくて、心が枯渇するように疲労しがちです。

才能というgiftは、ときに人を違う道に迷い込ませてしまうほど、黄金に輝いた素晴らしい宝物なのでしょう。

そんなことを思うようになって、私はいったいどんな才能をもって、人生を豊かにできるだろう?と考えるようになりました。私の才能には、どんな質感があり、どんな空気を作り、どんな影響を与えて、どんなふうに役立つ(創造する)のだろう?と。

「である」才能にとらわれない、才能の発揮の仕方を見つけてみたいです。そして、人生の豊かさを創造することに意識を向けていきたいです。

※追記:ちなみに「gift」に「才能」の意味があることに気づいたのは高校生の時。英語の勉強をしていて辞書を引いた時に知りました(2024.1.20)

✿ ボイストレーニングと歌を教えています

▼なかむら詩子ボイストレーニング教室
埼玉県(新座・志木)&オンラインでボイストレーニングと歌を教えています|声の土台である声音の質をボイトレの聖典フースラーメソードを使って覚醒めさせます!プロ向け、本気の人向けの教室です🎤✨
ご予約お待ちしております☺


素敵な時間をあなたと過ごせて嬉しいです。サポートどうぞよろしくお願いいたします♪