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ばあばの健康梅酢生活

うちのばあばは、大正生まれの94歳。認知症なし、血液サラサラ。耳は遠いけれど、よく喋るし、よく食べる。そんなばあばの健康の秘訣は、梅酢なんです。

しかもこの梅酢生活は、60歳を過ぎてから始めたそうです。それまでずっと飲んでいた薬を飲まずに済むようになったので、医者もびっくり。昨年、旦那くんと一緒にばあばの家に行ったとき、台所に立ってテキパキ料理をするばあばを見て、旦那くんはガーン!

「スーパーおばあちゃんだ!」

もう興味津々。ばあばが語る梅酢のレシピを熱心にスマホのレコーダー録音していました。

というのも2年前、旦那くんのお父さんが脳出血で倒れたからです。脳出血とは、いわゆる脳の血管が破れて出血してしまっている状態です。脳の神経細胞を圧迫しますから、言語障害が出たり、手足に麻痺が出たりします。

私の父と同い年で、まだまだ元気に活動できる年齢でしたから、ショックだし動揺するし、私も心配で半年くらいは胃が痛むことがありました。

そういうことがあったので、お父さんに梅酢を飲ませよう!そして、自分たちも飲んで備えよう!そう思ったのでした。

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さっそく梅酢作りです。まずは梅を取り寄せます。うちはパルシステムを取っているので、パルシステムから注文しました。毎年5~6月になると梅が販売されます。まずは梅を洗い竹串でヘタを取り除きます。梅は少し青くても、黄色くなっていてもおいしいです。

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梅のヘタを取り除いている間に容器を準備します。容器は熱湯消毒して、完全に乾かします。こんなふうにお箸などを噛まして隙間を作るといいです。

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氷砂糖とお酢を量りではかって入れます。はちみつ、ざらめを入れる人もいます。その辺は好みです。ざらめはおいしいと聞きましたよ。

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ちなみにこれ(↓)去年漬けた梅のカスです。飲み終わったとき、どんなもんかと思って出してみました。しおっしお。マジでまずいです。食べた瞬間、笑いが止まらないくらいまずかったです(汗)この梅、いろいろ終わってます。。

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(注)漬け終わった梅を興味本位で食べることは、絶対にお勧めしません!!(←漬け終わった梅の活用法がわかりました。後日別途記事にしてお知らせします!2021.6.13)

さて、気を取り直しましょう。漬けこんだ梅酢の瓶。とても綺麗です。子どもの頃は、こういう瓶はキラキラ輝いて見えて、一日中眺めていても飽きなかったなぁ。

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これが4ヶ月もたつとどうなるか?氷砂糖が溶けて、これまた綺麗な琥珀色へと変わります。だいたい6ヶ月~1年くらい漬け込みます。1年も漬けるとかなりおいしくなりますよ。

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さらに2ヶ月後の12月には……。まるでヴィンテージの置物のようです。

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これは(↓)今年の梅酢ですが、こうして瓶の上に日付を書いて貼っておきましょう。100円ショップで買ったかわいい猫のシールで、気分も上げちゃいます。

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梅酢は、お玉で別の容器に移しながら、特に旦那くんは毎日飲んでいました。というのも、旦那の家系は脳出血をやることが多いのだそうです。お父さんが倒れたとき、旦那自身も、自分も気をつけなきゃと思うようになったのです。

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あのときから、彼自身とても変わりました。それまで面倒くさがっていた保険も見直してくれるようになりましたし、自分だけでなく、私の健康も気づかうようになりました。もし自分が倒れたら?そして、妻が倒れたら?家族の価値を再認識すると、人は思考と行動を変え始めるのですね。感謝の言葉が昔よりも増えたように思います。

人はいくつからでも、今からでも変われるんですね。だって、うちのばあばは60歳を過ぎてから梅酢を飲み始めたんですから!いつだって前を向いていれば、変わるチャンスが訪れる。そして、心を素直に広げて受けとめれば、人は変われる。

旦那のお父さんもお母さんも、梅酢を飲んでくれています。私の両親も飲んでいます。私たちも飲んでいます。ばあばの健康梅酢生活は、私たちの周りにムーブメントを起こしたんです!

ばあばの家の梅の木。父が産まれたときに植えたそうなので、もう70年以上も実をつけてくれています。

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お読みいただきありがとうございます。ばあばの健康梅酢生活が、マキノ出版『壮快』にて取り上げられました♡ 私のYouTubeでも作り方を紹介しております!


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