マガジンのカバー画像

笹倉慎介の思考録「窓越しの世界」

150
「窓越しの世界」は、2013年に笹倉慎介のオフィシャルブログで始まった日々を綴るブログ「sketch」の続編です。
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

窓越しの世界 2021.6.17~24

6/17【激しく】 激しい雨の後の晴れ間を自転車で走る。 激しく降った方が、その後の光が美しい。 人の心もそう。 激しく動く方が。 6/18【支えてくれている】 指先の動きに、これまでの歳月を想像する。 それぞれの道は、いつまでも道程だろうが、関心し、感動し、尊敬に値する。 その気持ちが僕の背中をまた少し押してくれる。 が、支えてくれているという表現の方がいいかもしれない。 6/19【それでもやっぱり】 雨上がりの新宿ですれ違うのは、邦人ばかり。 アウトバウ

窓越しの世界 2021.6.10~16

6/10【めくる】 早起きをして本を読む。 紙をめくると、自分の指先の湿度を感じる。 指の支え方で紙面が少しうねり、湾曲した文字の立体が目に心地いい。 意図は、意図のまま伝わらず、僕の中でドリップされる。 トトが目覚めるまで、僕はめくる。 6/11【めまぐるしい】 梅雨入りの宣言がされていないらしいことに驚く。 多摩川の堤防と夕暮れ。 夕焼けの富士山。 トトと留守番。 移動も、やることも、季節感も、めまぐるしい。 6/12【一筆書きで曲ができるとき】 一筆

窓越しの世界 2021.5.29~6.9

5/29【何となく、ここから】 実際に組み立てて初めて、自分のイメージが何なのかを知る。 スポーツや音楽も同じだった。 何となく、ここから逆転していく気もする。果たして。 5/30【捏造】 時に、言葉は捏造する。 捏造が耳に戻り、定着すると、それは捏造という殻を破り、そして。 自分という生き物の一部になる。 5/31【日の目を見た】 ずっと捨てずに持っていた木。 10年以上、捨てなかった。 今日、日の目を見た。 6/1【皆が後者であれば】 闇を闇のまま進む者