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短歌集

202
和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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2023年7月の記事一覧

太陽に触れさせたくて 【短歌】

太陽に触れさせたくて 【短歌】

黒服にマンバンの涼しげなヘアスタイルのカメラマンが撮影している姿を見かけました。華奢な印象が不思議でよく見るとうら若い女性の方でした。

太陽に触れさせたくて少年のうなじみたいに夏の散髪

織姫でないから 【短歌】

織姫でないから 【短歌】

織姫でないから彼と渡るのはモスリン橋のセメントの道

......大阪のモスリン橋は歌枕になり得ると思うのです🌌

指触れぬまま 【短歌】

指触れぬまま 【短歌】

惜しめども香りはかなしためらひの指触れぬままくちなしの花